今週の記事の中で、IT業界の大きな潮流の中に刻み込まれるべきものといえば、やはりAppleがiPhoneの特許侵害を理由にGoogleケータイの最大メーカーである台湾HTCを訴えたことだろう。(関連記事:Tech Wave : iPhoneの特許侵害でHTCを提訴=AppleがGoogleへ宣戦布告) Googleを直接訴えたわけではないのだが、Google広報はこの提訴を受けて米TechCrunchに「弊社はこの訴訟の当事者ではない。しかしながら弊社は、Androidオペレーティングシステムとその開発を支えたパートナーたちを支援し擁護する立場にある」というメールを送付している。TechCrunchの取材への返答ではなく、Apple側から一方的にTechCrunchへ送ってきたということは、少なくともこの訴訟に関してはGoogleはAppleと正面から戦う意思を自ら表明をした、ということだ