「働き方改革」が盛り上がっているが、その内容については、まだ議論の余地があるのかもしれない。サイボウズは9月13日、日本経済新聞の朝刊に「働き方改革に関するお詫び」という全面広告を掲載した。 新聞広告に先駆けて、同社は「働き方改革 楽しくないのはなぜだろう」という特設サイトも公開している。働き方改革を皮肉った短編アニメが公開されており、ネットで話題になっている。 「なんですか、そのありがた迷惑なプレミアムフライデーとやらは…」 同社は、2005年から働き方改革に着手し、「最大6年間の育児・介護休暇制度」や「副業は原則自由」など柔軟な働き方を推奨してきた。代表の青野慶久氏は、『チームのことだけ、考えた。』などの働き方をテーマにした著書も出している。2014年には、経済産業省が主催する「ダイバーシティ経営企業100選」にも選出されている。 日経新聞の広告では、同社がこれまで「100人100通り