米Eye-Fiは3日、同社の日本法人設立と、無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi Share」を日本市場に投入することを発表した。 Eye-Fiは、外観、外部仕様はSDカードと同等な2GBのメモリーデバイスだが、IEEE 802.11g対応の無線LAN機能、CPU、OS、管理ソフトウェアを内蔵したものだ。デジカメなどのメモリーとして挿入し、写真を撮ると設定された無線LANスポットに自動的に接続し、画像を指定したサイトやPCに転送してくれる。つまり、撮影したデータをいちいちSDカードを取り出しPCを経由させるといった手間をかけずにウェブ上のファイル共有(保存)サービスなどに転送することが可能になる。自宅に無線LANルータが設置されていれば、カメラをそのルータのエリア内においておくだけで画像の転送が済んでしまう。 Eye-Fiは1年ほどまえ米国で発売され話題を呼んだ製品だ。米Eye-FiのC