中国産アニメの存在感が高まっている。象徴的な出来事としては、2025年4月改編の「日アサ」(日曜日朝の時間帯に集中的に放送されるアニメ・特撮番組の総称)新番組として、中国配信大手bilibiliとアニプレックスがタッグを組んだ「TO BE HERO X」が予定されていることが挙げられるだろう。 制作は上海にスタジオを構えるBeDream。この3者のタッグで22年~23年に日本でも深夜帯にテレビ放送された「時光代理人」は中国アニメの映像・ストーリーのクオリティーの高さを強く印象づけたことも記憶に新しい。 「TO BE HERO X」が放送されるフジテレビ日曜日朝9時30分~10時の放送枠では、現在「ワンピース」が放送されている。25年4月の改編でワンピースは23時15分の深夜帯に放送枠を移し、その後を引き継ぐのが本作となる。日本アニメとして世界的にも人気の高いワンピースの放送枠に中国アニメが
