白鵬(右)は稀勢の里に寄り切りで敗れる=山本壮一郎撮影 大相撲九州場所2日目は15日、福岡市の福岡国際センターであり、横綱白鵬が平幕稀勢の里に寄り切りで敗れ、今年の初場所14日目から続いていた連勝が「63」で止まった。7日目まで勝ち続ければ、双葉山が1936年1月場所から39年1月場所にかけて打ち立てた歴代1位の69連勝に並んだが、かなわなかった。 白鵬は9月の秋場所7日目に連勝を「54」に伸ばし、元横綱千代の富士(現・九重親方)を抜いて昭和以降2位の連勝記録を打ち立てた。今年3月の春場所から9月の秋場所まで4場所連続で全勝優勝。九州場所では、歴代最多の9度目の全勝優勝と、昨年自身が記録した年間最多勝利数を一つ上回る年間通算87勝がかかっていたが、達成できなかった。