金欠になってしまった新入学生時代 90年代中頃、大学入試を突破して、私はすぐ大学が用意する寮に入りました。入学した一橋大学の寮費は月額5000円。これは水道光熱費がコミコミでした。むさい男子学生4人の1部屋でありプライバシーは皆無でしたが、大変に安価であり貧乏学生であった私にはうってうけでありました。 大学に入学して驚いたことは使うお金の桁が跳ね上がったことでした。高校生までは10円、100円が支出の単位だったのですが、大学生になると教科書は高いし、さらに学外のコンパに出れば2000円、3000円はすぐに飛んでいきました。 新入生はコンパの費用はタダということも多かったのですが、新入生同士でコンパに出れば支払いが発生します。ソーシャルな活動費用がどんどんかさみました。入学してそんな調子で消費していたらすぐに私の貯金は尽きてしまったのです。 山崎パン工場のアルバイト勧誘 私の住んでいた大学の