5月19日、ソフトバンクは2009年夏モデルとして、同社史上最多となる19機種61色のラインアップを発表した。2年連続純増No.1を記録し、決算会見では「収穫期に入った」とする同社だが、新しいジャンルの端末を含め、ラインアップを拡充する一方、コンテンツの利用を拡大するための施策も発表した。発表会の詳細な内容は、詳細な 本誌レポート が掲載されているので、そちらを参照していただきたいが、ここでは筆者が発表会やタッチ&トライで試用した端末の印象を紹介しながら、ラインアップや同社の目指す方向性などについて、考えてみよう。 ■ 2年連続純増No.1を活かすために 2009年春モデルの発表会では、お笑い芸人を起用した「バラエティショーのような新商品発表」を行い、業界内を驚かせたソフトバンク。ただ、従来のような商戦期ごとのキーワードが示されないうえ、新鮮な印象を持って見ることができる端末ラインアップも