Docker は使用していないオブジェクト、たとえばイメージ、コンテナ、ボリューム、ネットワークに対するクリーンアップには、慎重なアプローチをとっています。すなわち、各オブジェクトは Docker に対して明示的に削除を命令しない限り、削除されることはありません。その結果、Docker は巨大なディスク容量を使う事になりました。オブジェクトのタイプごとに、 Docker は prune (削除)コマンドを提供しています。さらに、 docker system prune を使えば、複数のオブジェクト・タイプを一度にクリーンアップできます。このトピックは各 prune コマンドをどのようにして使うか紹介します。