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[ ピックアップレポート ] 2010年12月14日 人間中心イノベーションとは~ビジネス・エスノグラフィが探求すること~ 田村 大 株式会社博報堂イノベーション・ラボ上席研究員 東京大学 i.school(イノベーションスクール)ディレクター イノベーションとはなんでしょうか。技術革新という訳語が最初に思い出されるかもしれません。ユーザニーズに基づく価値づくりをイメージされる方もいそうですね。一方、そのどちらにも拠らない、従来存在しなかった市場の創出をゴールに持つ第3のイノベーション戦略を、私は「人間中心イノベーション」と呼んでいます。換言すれば、「人間の知覚、習慣、価値観に不可逆の変化をもたらす価値の提供」ということになります。 その具体例として容易に思い出されるのは、米・Apple社でしょう。Appleは、iPod/iTunesをはじめ、MacBook Air、iPhoneなど、上の
「突撃!隣の晩ごはん」をご存じだろうか。タレントのヨネスケ(桂米助)が夕飯時にアポなしで一般家庭を突然訪れ、あろうことか夕飯までごちそうになってしまう。朝の情報番組「ルックルック こんにちは」(日本テレビ系)の名物コーナーであったもので、現在は「DON!」(同、平日11:55~13:55放送)の中で放送されている。 巨大なしゃもじを持ったヨネスケが「奥さん、来ちゃったのよぅ」という決まり文句を口にしながら、ズカズカと他人の家に上がり込む。初めて番組を見た時は、その「ド」が付く厚かましさに衝撃を受けた。それでも見入ってしまうのは、普段は目にすることができない他人の生活を“覗き見”した気持ちになるからだろう。 まさか自分が中国で同じようなことをするとは思っていなかった。もちろん事前にアポは取ってあるし、夕飯をごちそうになるわけでもない。それでも見ず知らずの他人の家に上がり込むことは同じだ。普段
2003年から販売しているアキレスの子ども用運動靴「瞬足」シリーズの販売数が2010年1月末で2000万足を超えた。「2008年度の販売数は544万足、2009年度は600万足の見通し。3~11歳の人口はおよそ1000万人なので単純計算で世代普及率は5割」(同社)という大ヒット商品だ。靴裏を左右非対称とし、左足外側と右足内側に滑り止めを付けて、左回りのコーナーを走りやすくした特徴が受け入れられている。 今後はデータや科学研究に基づく商品改良を強化する方針。2009年4月、陸上競技の選手や指導者を多数輩出している順天堂大学と産学協同研究プロジェクトを開始した。イベントなどを通じて子どもたちの運動能力や、瞬足の機能に関するデータを収集し、商品開発に生かしていく予定だ。イベントの第1弾として同年8月には同大学スポーツ健康科学部の柳谷登志雄准教授らと都内の小学校で陸上教室を開催した。瞬足の商品サイ
関西のサービス産業の生産性向上を図ることを目的として、サービス現場に科学的・工学的手法等を適用することでサービスの品質向上や経営効率の向上につなげる現場改善事業「行動観察手法を活用したサービス現場改善プロジェクト」を実施しました。 がんこフードサービス株式会社、近畿日本鉄道株式会社、株式会社ロイヤルホテルのサービス現場を対象として、「行動観察手法」を適用し、現場の課題解決や人材育成に資する実証実験を行いました。 従業員個人の経験や勘に頼りがちな「接客・おもてなし」、「厨房・調理」、「顧客誘導」の各業務を分析し、提供するサービスの全社的な質の向上や抜本的な見直し、業務の効率化などの内容を映像にとりまとめ、実施内容を報告書にまとめました。 なお、関西のサービス業への普及啓発と産業支援機関による積極的なサービス業支援の促進を図るため、本成果について産業支援団体等から講演等のご依頼があれば、
既存システムや業務プロセスを1つのプラットフォームで繋いで、ワンストップでDXやデジタル化を支援するクラウドサービスを紹介します。
このコーナーでは、企業でWebサイトの運営に携わっている方、マーケティング部門等でWebの活用法について考えておられる方向けに、Webマーケティングの実践のための手法やノウハウ、事例をご紹介していきます。市場に出回る書籍や雑誌では論じられることない、Webマーケティングの最前線に触れていただければと思います。 2007年04月11日 フィールドワーク、エスノグラフィ マーケティングユニット 棚橋 デザインする対象を利用し経験する相手のことを知ろうとする姿勢をもつことは、デザインを行う上での原点ではないかと思います。 マーケティングにおいては顧客を、ユーザビリティにおいてはユーザーを、それぞれ深く理解することでデザインのコンセプトがより明確になってきます。 顧客やユーザーを知るための調査方法として注目しているのが、フィールドワークやエスノグラフィと呼ばれる手法です。ともにアンケート調査のよう
Beauty Science, Beauty Marketing. バイオな理系出身の化粧品マーケターが、美容や化粧品に関わるサイエンスやマーケティングと、それらにおけるコミュニケーションのことなどを中心に、日々感じたことを綴ります。
「Design Ethnography―機会発見のためのデザインリサーチ―」セミナー参加募集中!、盛況のうちに終了しました。多くの皆さまのご参加、ありがとうございました! † 2008年1月31日にインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(六本木・東京ミッドタウン5階)で開催される、(財)日本産業デザイン振興会主催セミナー「Design Ethnography―機会発見のためのデザインリサーチ」に、本フォーラムが協賛を行います。人間中心デザインの川上プロセスとして欠かせない「産業エスノグラフィ」を、本領域におけるエキスパートから学ぶまたとない機会です。奮ってご参加ください! ↑ ソフトウェアジャパン2008にてフォーラムセッション開催!、盛況のうちに終了しました。多くの皆さまのご参加、ありがとうございました! † 2008年1月29日に東京ステーションコンファレンスで開催される、「ソ
最近、調査業界でもよく話題になる『エスノグラフィ』。弊社では調査プロジェクトのタイトルに用いることもあり、社内で軽く『エスノ』などと略しているが、本来は「人類学者が、人間の社会と文化を研究する上で用いる質的調査法のひとつの形態」(『質的調査法入門』S・Bメリアム著)と言われている。 人類学者と言われた時点でうかつに『エスノ』などと略してはいけない雰囲気にもなってくるのだが、人類学者において『エスノグラフィ』には2つの意味があり、ひとつは「データ収集の際に用いられる一連の方法」、もうひとつは「『エスノグラフィ』の技法を用いた調査の記述記録」と論じられている。単にこの技法を用いてデータ収集を行なった、ということだけでなく、そのデータを社会文化的に解釈し「研究対象となる集合体の社会文化的分析」を行なうことが、『エスノグラフィ』であり、帰結点は「他文化の理解」ということのようである。
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