65歳以上の高齢者などを対象にした新型コロナワクチンの定期接種が10月1日始まりました。 ワクチンは、昨年度まで無料接種が行われてきましたが、今回始まる定期接種では、原則、費用の一部が自己負担となります。 目次 自己負担額は自治体で差 健康被害に対する救済制度も一部変更 新型コロナウイルスのワクチンは、ことし3月末まで全額を公費で負担する無料接種が行われていましたが、きょうからは、季節性インフルエンザと同じように原則、費用の一部を自己負担する定期接種が始まりました。 このうち東京・板橋区の医療機関では、開院直後から接種の希望者が訪れ、医師が体調などを確認した後、接種を行っていました。 定期接種の対象者は65歳以上の高齢者と、60歳から64歳までの重症化リスクの高い人で、2025年3月末までの期間に、接種を1回行います。 ワクチン接種の費用はおおむね1万5000円ほどで、国は自己負担が最大で