気象庁は17日時点で、19日から20日にかけて日本の南海上を低気圧がまた通過し、西日本から東日本の太平洋側で雪が降ると予想している。まとまった雪になる可能性は低いとみているが、低気圧の進路次第で雪の量は大きく変わるため、今後の気象情報に注意が必要だ。 予想によると、奄美付近で19日に低気圧が発生し、東に進む。強い寒気の流入が続いており、降水があれば広い範囲で雨ではなく雪になる。19日に九州から四国、20日に近畿から関東で山沿いを中心に平野部でも雪が降る所がある。 現時点では、低気圧は日本から離れた海上を通り、雪の降る範囲は限られる見通しだが、予想より北を通れば降雪量は大幅に増え、南を通れば全く降らないことも考えられるという。【大雪再び】特別警報なぜ出なかった? 「丸1日以上続く予想」の条件満たすと判断せず