こんにちは、齊藤です。 今回はプロジェクトの進行管理に使えるソフトを紹介したいと思います。 複数のメンバーが参加するプロジェクトで進行管理して行くには、Excel など表計算ソフトは数値管理には向いていますが、柔軟な修正に対応したスケジュール表の作成には不向きです。タスクごとにスケジュールを横棒で示すガントチャートを使うと一覧で進捗状況がわかって便利です。私はスケジュール作成に「がんすけ」というソフトを使っています。 【がんすけとは】 がんすけは、無償のガントチャート作成ソフトです(有償の機能拡張版もあります)。下記のサイトで配布されています。 http://www.gansuke.com/ がんすけの画面は上記のようにカレンダー形式なっています。ここにマウス操作で簡単にチャートを記入していくことができます。 【実際の操作方法】 まず項目を作成します。項目は「編集」→「項目の追加」で挿入し
最近、Linuxではaptやyumなど、パッケージ管理ツールで多くのアプリケーションやライブラリが管理されるようになり、普通に利用している限りはソースからコンパイルして"make install"することがほとんどありません。 とはいっても、マイナーなソフトウェアをインストールしたりとか、まだパッケージ管理されていない最新バージョンのものを使いたい場合などは、ソースからコンパイルして"make install"をしたくなる場合も有るかと思います。 しかし、"make install"した場合の最大の欠点は、インストールしたソフトウェアの管理ができないことにあります。そのため、何が入っているのか分からなくなっているとか、アンインストールが出来ない、などのケースが起こりうるわけです。 特にアンインストールする可能性があるソフト(ほとんどのソフトがそうですが・・・)をインストールする場合は、わざ
とりあえず、「タスク管理」という言葉がない職場にツールを適応してみている。 やったこと。 プロジェクト管理ツールTracを適応 バージョン管理システムVSSをSubversionに変更し、post-commitでメール配信する 仕様書を全文検索エンジンHyper Estraierの対象にする 予定。 SCRUMのスタンドアップミーティングの適応 CIツールHudsonの適応 これだけでも随分違うんじゃないかな、という感触。 まだ立ち上げ段階だから解らないけれど、 ワークフローという概念が出現し、 ちょうど、Trac 0.11のワークフローカスタマイズが意味を持ってきていてちょうどいい感じ。 trac.iniからしか編集できないのは辛いけれど、 でも、まぁ、ワークフローの意味とか重要さとかが伝われば幸い。 それぞれの効能。 Tracの適応 あれやって、これやってがすべて口頭でタスクが意味不明
“泥”開発に対する最終兵器「Trac」とは? 誰もが必ず1度はイライラしたことがある「情報の囲い込み」問題 情報の共有はプロジェクトを円滑に進めるうえで重要な課題です。極端な例ですが、例えば、図1の例で見てみましょう。 分かりやすいよくある例で示すと、各開発者の作業状況はメールや手帳上に記されています。検討やヒアリングした結果は、メールでほかの人に問い合わせたならメールボックス上にたまっていきます。打ち合わせなどで相手に会ってヒアリングしたなら、手帳やノート上にメモとして残っていきます。こうして、各開発者が自分のタスクの情報をメールやメモ、あるいは頭の中で“囲い込み”ながら開発が進んでいきます。 ここで、開発者がある機能を実装するために、「別の作業の状況や進捗(しんちょく)を把握したい」とします。 「誰が情報を持っているのか分からない」 まず、誰が情報を持っているのか分からないので、ヒアリ
Windows のみ : 『JournalLive』は、あなたがPC作動中に、どれだけ友人とのチャットに時間を費やしていたか、どれだけパワポファイルをいじくりまわしていたのか、一目瞭然に示してくれるフリーソフトです。 あなたのPC上での作業なら、すべてログにされていくので、ゲームからEメールだけでなく、誰と通信していたかとか、なんのドキュメントを作成したいたかまで、記録されちゃうんですね。すべてのレポートはWeb上で自動生成され、自らの生産性を客観的に判断することができるはず。 従業員の記録の管理を許可されたプロエディションもあり、超過労働などの防止にも役立てることができそう。パーソナルエディションは無料、プロエディションは10ユーロ。 Thanks, owenconnor666! [JournalLive] Jackson West(原文/オサダシン) 【関連記事】 ・LEGOを使ってタ
この連載では,PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)の全体像を解説するとともに,プロマネの国際資格PMP(Project Managemet Professional)取得のコツについても,説明します。 第1回 デファクト・スタンダードになったプロマネ知識体系PMBOK 第2回 段階的詳細化,フェーズ,3つの制約・・・PMBOKの主要概念を理解する 第3回 [立ち上げプロセス群]プロジェクトは「プロジェクト憲章」の作成から始まる 第4回 [計画プロセス群]プロジェクト活動の基盤となるWBSとリスク計画 第5回 [計画プロセス群]プロジェクト作業の“設計図”WBSを作成し,アクティビティを定義する 第6回[計画プロセス群]リスクを漏れなく抽出し,対処方法を事前に決める 第7回[計画プロセス群]重要な役割分担の定義,会議などコミュニケーション方法
Redmineの機能と特徴 Redmineは、Ruby on Rails上で動作する、Webインタフェースの課題追跡(Issue Tracking)ツールです。原稿執筆時点(2008年9月現在)での最新のバージョンは0.7.3です。 Redmineが搭載している機能は、「マイルストン設定(ロードマップ)」「カレンダー/ガントチャートの表示(概要)」「作業時間の登録/集計(チケット、概要)」「作業履歴の閲覧(活動)」「課題の登録/追跡管理(チケット、新しいチケット)」「伝言板(ニュース)」「文書の登録/閲覧(文書、Wiki)」「ディスカッション(フォーラム)」「ファイルの共有(ファイル)」「ソース管理との連携(リポジトリ)」「ワークフロー定義」「メール通知」「RSS配信」「ユーザの管理/ロール・権限の設定」です。なお、かっこの中はRedmine画面上で対応する主なメニュー項目名です。 筆者の
単体テストフェーズで確保する品質とは? 「標準化」は「生産性向上」の取り組みという位置づけでとらえられますが、効果はそれだけではありません。作業の属人化解消による「品質向上」と、テンプレート導入時の意識改革による「スキル底上げ」を同時にもたらし、その結果「生産性向上」につながるといった仕組みになっているのです。 今回もこれらの観点を織り交ぜながら単体テストフェーズについて、ダウンロード可能なテンプレートファイルを使って説明していきます。 前回までの上流工程ドキュメントにおいても、「品質」について触れました。その際は「顧客満足度の切り口」で解説しましたが、品質には「企画品質」「設計品質」「製造品質」「使用品質」といった工程別に確保するべき品質を定義した考え方もあります。システム開発では、それぞれの品質とそれを確保する工程は図1のようになるでしょう。 「第2回:要件と機能を簡潔に伝えるテンプレ
成功の条件と失敗の背景 「第1回:リーダーシップなくして生産はなされない」で、ドラッカーの説く経営理論の全体像を説明しながら、プロジェクトマネジャーの方も「経営」「マネジメント」についての理解を深めるべき時代がきたと書いた。 今回は、「経営」「マネジメント」とは何か、成功するための条件とは何か、また失敗する背景には何があるのか。これらについてのドラッカーの考え方を説明する。 マネジメントとリーダーシップについての「誤解」 「マネジメント」や「リーダーシップ」は、よく使われる言葉だが、それぞれの言葉の定義を聞かれて、正確に答えられる人は少ない。「マネジメントとは何か?」と問うと、「組織を管理すること」あるいは「目標に向かって人的リソースを最適化すること」といった回答が多い。 おそらく、「組織体が何らかの正当な目的に向かって、順調に活動している」状態を「マネジメントの成功している姿」としてイメ
再び、「論理力」とは? 今回のテーマは「ゲーム理論をプロジェクト管理で利用する」です。本連載は、論理力を鍛えて上手なプロジェクト管理を実現するという企画ですので、ここであらためて論理力というものについて整理しておきましょう。 論理力という言葉は非常によく用いられる言葉です。明確な合意があるわけではありませんが、論理学などの観点から正しい手順により厳密に理詰めで考えることによって意思決定や実行の質を高めることができる力であると考えてください。 また、論理力を用いて何らかの問題を解決するということは「事実を丹念に積み上げること」「積み上げた事実を元に理詰めで考えること」そして「考えた結果を基に一貫した行動を取ること」の3つのプロセスから構成されます。 論理力を用いたプロジェクト管理もこのプロセスに基づいて実行されるものです。「第1回:論理力とは何か?(http://www.thinkit.co
どんなプロジェクト管理ツールを使うか 「プロジェクトの管理」を目的としたオープンソースソフトウエア(OSS)が、数多く登場しています。プロジェクトを成功させるために、これらのツールを「道具」として効果的に利用でき、そして実際にプロジェクトを効率化できれば、プロジェクトに直接かかわる人々(ステークホルダ)だけでなく、IT業界全体としてもメリットのあることでしょう。 最近のIT業界、特にソフトウエア開発のプロジェクトでは、まだまだデスマーチが繰り広げられているのが現実で、限られた期間で開発プロジェクトを予定通り完遂することは、相変わらず難しいことであるというのが実感です。そこで、プロジェクトを成功させるためには、失敗する原因をいかに排除していくかということを考えていく必要があります。 図1に示すように、プロジェクトの成功を支える要素としては、いくつか重要なものがあります。これらの要素が十分に考
なぜ、今「ドラッカー」なのか ピーター・フェルディナンド・ドラッカーをご存じだろうか。一般的には「経営学の父」「マネジメントを発明した人」として知られている。ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て、2003年までカリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任した。2005年に95歳で亡くなるまで、大学教授だけでなく、コンサルタント、著述家としても幅広く活動し、世界中の経営者や組織リーダーに影響を与えた。 米国ではGEやP&Gといった一流企業に加え、最近ではGoogle社の組織デザインにおいても多大な影響を与えていると言う。日本でも、セブン&アイ・ホールディングスの伊藤雅俊名誉会長、松下電器産業の中村邦夫会長、富士ゼロックス相談役最高顧問の小林陽太郎氏、さらに起業家として成功をおさめたファーストリテイリングの柳井正会長兼CEO、リクルート創業者の江副浩正氏なども、ドラッカーの考え方に学び、
プロジェクトをメンバー全員で共有して管理するためにWBS(Work Breakdown Structure:作業分解図)、ガントチャート、ToDoリスト、マイルストーン、イベント、カレンダー、ファイル共有などを駆使できるオープンソースのタスク共有・プロジェクトマネジメントツール、それが「9Arrows」です。 Rails・ExtJS・Adobe AIRを活用しており、推奨動作環境はRails2.0以上、データベースとしてPostgreSQL、さらにRailsが稼働するサーバ(mongrel、webrick、Apache)が必要です。 公式サイトでASP版のアカウントを作成すると操作できるようなので実際に使ってみました。スクリーンショットなどは以下から。 9arrows.com | Home http://9arrows.com/ 9Arrows, LLC. WBSベースでRubyやAjax
9Arrows プロジェクトの成果物を細分化し、担当者割り振りやスケジュール・進捗状況の管理を行うWBS(Work Breakdown Structure:作業分解図)。 プロジェクトを管理する上で欠かせないこの手法を中心に、チームとしても個々としても作業を効率的に進められるようになるツールです。 WBSとは? WBS(Work Breakdown Structure:作業分解図)とは、一言でいうと「やる事リスト」です。 プロジェクトマネジメントで計画を立てる際に用いられる手法の一つで、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図で「作業分割構成」「作業分解図」などとも呼ばれています。 プロジェクト管理に特化した機能ばかり 日々変化するプロジェクト進行を、効率的に進めるためだけの機能を取り揃えました。タスクの細分化、担当割り振りなどはもちろんのこと、自分のやるべき作業のみのピックアップ
プロジェクト管理はオンラインの情報だけで学べるものではないとは思いますが、情報がなくならないようにメモしておきます。 ■プロジェクト管理 プロジェクトマネジメント入門:ITpro プロジェクトマネジメント連載記事インデックス プロジェクトマネジメントの理論と実践:ITpro 計画部分を重視したプロジェクトマネジメント連載記事インデックス プロマネ最強マニュアル---目次:ITpro プロジェクトの火消し方法解説記事インデックス プロジェクト・マネージャの「やってはいけない」---目次:ITpro プロジェクトマネジメントアンチパターン解説記事インデックス なぜプロジェクトは失敗するのか インデックス - @IT自分戦略研究所 プロジェクト失敗理由の連載記事インデックス EnterpriseZine:コーナー:実務で役立つプロジェクトレビューの心得 リスク管理などのプロジェクト管理解説記事イ
Canonicalは29日 (英国時間)、オープンソース開発プロジェクトのホスティングシステム「LaunchPad 2.0」をリリースした。Webサイトでは、LaunchPad 2.0の新機能を紹介するツアーの公開が開始されている。 メジャーアップデートとなる今回のリリースでは、新たにインターネットサービスAPI (β版) を提供。外部アプリケーションによる認証や、LaunchPad上のデータベースを対象とした検索 / 修正の実行に対応する。懸案とされていたメーリングリストの運用も可能になったほか、Webインターフェイスの改良も実施されている。 バグトラッキングシステムの「Bugzilla」と「Trac」との連携も可能になり、不具合情報の管理が効率化された。分散バージョン管理システム「Bazzar (bzr)」も強化され、大規模なコードへの対応が容易になったほか、コードの変更に伴うバージョ
こんにちは,はじめまして。エンジニア向けの研修でプロジェクトマネジメントを教えている阪井と申します。このたび「目指せ!PMP PMBOKで学ぶプロジェクトマネジメント」いう連載を書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。この連載では,まずPMBOK(Project Management Body Of Knowledge)の全体像を理解してもらい,連載の後半で,プロマネの国際資格PMP(Project Management Professional)取得のコツについてお話ししていきます。 プロマネ知識体系のデファクト・スタンダード ほとんどの方は,「PMBOK」という言葉は聞いたことがあると思います。・・・でも,確認のため,PMBOKの概要から入りましょう。 PMBOKは,Project Management Body Of Knowledgeの略です。日本語でいうと,
最近、オープンソース・ソフトウェアをGoogle Code上で公開するケースが増えてきている。それまで一般的だった、SourceForgeやRubyForgeなどに比べて機能が限定的ではあるが、開発者が必要とするような機能は最低限揃っている。 プロジェクトトップページ そんなGoogle Codeの開発システムを自社内でも使えるのがこのソフトウェアだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLonghouse、Python製のGoogle Codeクローンだ。 LonghouseはWebベースのプロジェクト管理ソフトウェアだ。とは言え、マイルストーンやスケジュールの管理機能などはなく、その点で一般のプロジェクト管理とは一線を画す。が、小〜中規模な開発であれば十分と言えそうだ。 トップページ。Google CodeのProject Hostingトップページに似ている。 主な機能はGoo
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