1912年の英豪華客船タイタニック号沈没から15日で100年を迎えるのを前に、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、船が氷山に衝突して大惨事になった背景には、蜃気楼の影響があったとする新説を紹介した。 蜃気楼説を唱えているのは、タイタニック号について3冊の著作がある英国の実業家ティム・マーチン氏。マーチン氏は、タイタニック号が氷山に衝突した同年4月14日夜から沈没した15日未明にかけて大西洋の現場海域では、冷たい海水によって、海表面の空気が冷やされ光が屈折する蜃気楼が発生していたと推測。この異例の自然現象で船から監視していた水平線がぼやけ、氷山の発見が遅れた可能性があるとした。 事故に関しては最近、月と地球が接近して潮位が変化し、氷山が航路に到達したとする説を米チームが発表するなど、自然現象との関係を指摘する声が上がっている。(共同)
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