宮崎県都城市と高原町の境にある湖「 御池 ( みいけ ) 」で、昨年末以降、2回にわたり、旧日本軍のものとみられる手りゅう弾が計9個、見つかった。 終戦直後に投棄されたとみられており、これまでに大規模な撤去作業が行われてきたが、現在も相当数が水中に残っている可能性があるため、県警が注意を呼びかけている。 直近では3月25日に釣りをしていた男性が、岸辺から約5メートルの水深1メートルほどの底に沈んでいる8個を見つけた。いずれも円筒形で長さ約15センチ、直径5センチ。信管が付いていたため、陸上自衛隊第104不発弾処理隊(佐賀県吉野ヶ里町)が回収した。 昨年12月17日にも釣りをしていた男性が手りゅう弾(長さ約10センチ、直径約5センチ)1個を発見した。 県警などによると、御池ではこれまでにも、手りゅう弾や砲弾が相次いで見つかっている。1987年には県警が湖底を捜索して手りゅう弾115個、砲弾1