最近のニューヨークタイムズ(NYT)は、ウィキリークスの機密文書なしでは成り立たないのでは? そう思えるほど、ウィキリークスの機密情報に頼る記事が次々と現れている。 The Atlantic Wireによると、今年に入ってから4月15日までの全日数の115日間のうち、半分以上の63日にはウィキリークスの機密情報に頼る記事が掲載されてきたという。下の図で、背景色が青の日が掲載日である。機密文書そのものをベースにした記事であって、単に WikiLeaksやJulian Assange氏などに触れた記事は対象にしていない。 (ソース:Atrantic Wire) 最近でも、キューバにある米軍基地内のグアンタナモ収容所に収容されていた700人以上に対する尋問などの機密文書をウィキリークスが入手し、その文書をベースにした記事を米国や欧州の新聞が報じ始めている。NYTも以下の記事のようにレポートしてい
重要なニュースと情報を明らかにすることを目的とし、ジュリアン・アサンジ氏によって「ジャーナリズムの新しいモデル」として2007年に設立された「Wikileaks(ウィキリークス)」、その威力は奇しくもインターネットの持つ力を世界中の人々に再認識させたと言っても過言ではなく、主に国家権力や巨大企業が抱える秘密を暴露することで世界のルールを一変させようとしています。 我々日本人にとって、ちょうど尖閣諸島沖での中国漁船衝突問題のオリジナル映像がYouTubeに公開され、インターネットの力が既存の新聞やテレビといった旧来メディアを時として上回ることを認識したことよりもさらに上回るレベルでWikileaksは全世界に対し、「インターネットは国家権力すら揺るがすパワーを秘めている」ことを証明してしまいました。 そこで疑問となってくるのが、そもそもなぜWikileaksは世界中の国家権力を敵に回そうとし
ロシアのプーチン首相は9日、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」の創設者アサーンジ容疑者の逮捕について「これで民主主義といえるのか」と述べ、ロシアを非民主的だと批判する欧米側に対し「人のことを言えた立場か」と反撃した。 プーチン氏は訪露したフィヨン・フランス首相との共同記者会見で、暴露された米外交公電がロシアの民主主義の現状を批判していることについて聞かれ「米国の外交当局がまったく清潔な情報源だと思うか」と反問。 「本当の民主主義なら、アサーンジ氏はなぜ投獄されなければならないのか」と述べ、ロシアでは言論の自由が欠如していると批判する欧米側を痛烈に皮肉った。 ウィキリークスが暴露した米公電では、プーチン首相は「アルファドッグ(群れのボス犬)」と酷評されていた。(共同)
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