2025-01-07 *こちらはブログの記事を転載した文章です。 2022年11月からシェア型書店で棚主として自分の売り場を持ってきました。 しかし2024年いっぱいで撤退しました。今日はその理由について書いてみようと思います。 1)そもそもなぜシェア型書店の棚主になったのか? そもそも棚主になったのは、常時自分の著書が置いてある書店(ポップアップストアのようなもの)が欲しかったからです。せっかく新刊を出しても、多くの場合、本は書店に数ヶ月しか置かれません。日本における書籍の出版点数は、毎年7万点にも達します。1日平均で約200点が出版されている計算です。どうしても回転が速くなり、よほどのベストセラーやロングセラーでない限り、本が置かれ続けることはなくなります。 しかし人の目に留まらない限り、本は売れません。だからいつも自分の本が置かれている書店が欲しかったのです。 2)ラインナップの変化