このコラムの初回にも書かせていただいたように、インターネットによって生活者と企業とのコミュニケーションが変化し、よりフラットでフェアな関係に変わりました。 もはや、テレビ以上のメディアインフラにもなったインターネット。多くの企業が自社固有のメディア(最近よく耳にするOWNメディア)であるウェブサイトを持つようになった中で、そこに生活者の耳目や行動を集めるための手段は、弊社の売上の大半を占めるいわゆる「インターネット広告」だけではありません。 日本人は、朝起きて夜寝るまでに3000ものプロモーショナルなメッセージを受け取っている(つまり大半は気にも留めていないってことなんですが)という話を聞いたことがあります。 3000とは言わないまでも、朝開く新聞にも、会社に向かう電車の中でも、昼食に出向く道すがらの看板にも、会社帰りに読む雑誌にも、家族で晩御飯を食べるときに見ているテレビにも、広告が出て
