ワールドカップ(W杯)日本-コロンビア戦で決勝ヘッドを決め、歴史的勝利をもたらしたFW大迫勇也(28)を称賛する「大迫半端ないって」が、急速な広がりをみせている。高校時代のスーパープレーに驚いた相手選手から飛び出した言葉。SNSでの言葉の書き込みが急増し、一夜明けた20日のテレビ番組は言葉についての特集を続けた。中継したNHKの総局長会見でも「半端ない」が話題に上った。新語・流行語大賞事務局は「ノミネート対象になる」としており、流行語レースでも有力候補になってきた。 新語・流行語大賞選考委員の漫画家やくみつるさんは「私見になりますが、おいしい言葉をいただきました」と話す。オリンピックやW杯があると「何か新しい言葉が出てこないか、手ぐすねひいて待っている」。やくさんにとっても、「大迫半端ないって」は半端ない言葉だった。 「大迫半端ないって」は、08年度の全国高校サッカー選手権準々決勝で、大迫