今回、SICPの翻訳改訂版を公開するにあたって、minghai氏の非公式日本語版(以下、minghai氏版)については「惨憺たる翻訳」「そびえ立つクソの山」などと書きました。これらの言葉は、もちろん本心からのものです。しかし、それを表に出すかどうかについては、冷静に考えた結果として意図的に選択したことも確かです。ここでは、その背景について書こうと思います。 約一年前、私が善意のひどい訳についてという記事を書いたとき、しぶかわよしき様から以下のコメントをいただきました。 趣味のお金にならない翻訳だとだいたい最初の下訳で出しちゃいますね。だからといってそれが悪いことだとは思いません。英語を読まない人は言うまでもなく、英語を読める人でも「下訳」があれば原文を読む時にの速度は上がりますからね。クオリティに対して個人でできることといえば、指摘などで黙々と時間コストを代わりに負担するか、takeda2
"はじめに" コンピュータを使っているとたまに奇っ怪な日本語に出会うことがあります。 たとえば、Windows NT や Windows 2000 を使っている人は次のようなウィンドウを 見たことがあるかもしれません: この「メモリが "read" になることはできませんでした」 という文章を初めて見た人は、みんな目が点になると思います。 このコラムは、この「謎の日本語」がどこからやってきたのかを解明しつつ、 国際化/ローカライゼーションの難しさについて考えてみたいと思います。 蓋然的な考察 この変な日本語がどこからやってきたのかを考えてみると、 まず直感的に思いつくのは、 「これは英語メッセージの直訳なのではないか。 そしてその訳が不適切だったのではないか」 という仮定です。このことは、もともと Windows という OS が アメリカ発祥であることと、read という英単語を そのま
マンチェスター・Uの日本代表MF香川真司が、イギリス紙『ガーディアン』のインタビューに答えた。20日のエヴァートン戦で果たした念願のプレミアリーグデビューを、以下のように振り返っている。 「夢がついに叶ったよ。憧れのプレミアリーグでプレーしたんだ。試合には負けてしまったけど、もっとトレーニングを積んで、クラブに全力を捧げるよ。チームメートとも、もっとコミュニケーションをとりたい。そうすれば素晴らしい成果が自然についてくるって、確信しているんだ」と、プレミアデビューの感想を語った香川。 当日の心境を、「開幕戦の日は重大な1日だった。だけど、まったく緊張はしなかったよ。何度かいい場面はあったけど、ゴールにつながらなければあまり意味はない。練習の感じから僕はベンチスタートだと思っていた。だけど僕の考えとは逆に、90分間フルにプレーさせてもらえたんだ」と明かした。 さらに、次戦に向けて、「第2節の
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