流通大手のイオンは、客の多くを占める女性の視点に立った店作りを進めるため、管理職に占める女性の割合を現在のおよそ10%から7年後をめどに50%に引き上げる方針を明らかにしました。 これは、イオンの岡田元也社長が、16日、開いた株主総会で明らかにしました。 それによりますと、イオンは、グループ全体で部長や課長、それに店長などの管理職に占める女性の割合が現在、10%程度ですが、これを7年後の平成32年度をめどに50%に引き上げることを目指します。 これは、客の多くを占める女性の視点に立った店づくりや商品開発を進めるためです。 イオンでは、新卒の新入社員は男女の比率がほぼ同じですが、女性は結婚や出産を機に退職する人も多いということで、今後、女性が働き続けることができる職場環境を整えていく方針です。 流通業界では、大手デパートの高島屋が女性の管理職の割合を25%まで高めているほか、セブン&アイ・ホ