年金保険料を納めることは国民としての義務ですが、中にはずっと支払えていない、という人もいるかもしれません。 年金保険料は納めていなければいつかは逃げ切れるというものではありません。何度も何度も督促状が届き、最終的には差し押さえという形で財産を強制徴収される場合もあります。「赤い封筒」はそうした事態の一歩手前です。 そこで今回は、年金保険料督促の流れと、赤い封筒が来てしまった場合はどうすればよいのかを詳しく解説します。 年金保険料督促の流れ国民年金保険料の納付期限は翌月の月末です。この期限までに保険料を納めなかった場合、まず、「国民年金未納保険料納付勧奨通知書」という催告状が、はがきの形式で届きます。この催告状にはいつの保険料が未納となっているのかが明記されています。 また、場合によってははがきが届くだけでなく、日本年金機構が徴収を委託している民間業者から電話がかかってくることもあります。こ