Googleは12月5日、検索の新しい技術「ナレッジグラフ」と、その技術をベースとした新機能を日本語の検索表示に導入した。同日より順次、ユーザーの結果表示画面に適用される。同機能は、米国では今年5月に提供が開始されているもの。 同社では、Google検索の目指す方向として「完璧な検索エンジンは、検索の意図を理解し、意図に沿って欲しい情報を提供する」を掲げ、検索サービスを提供開始して以来、ワードのサジェスト機能や、結果に画像/地図、レビューを表示するなどといった改善を行なってきている。 Google 製品開発本部 本部長の徳生 健太郎氏は、「このような改善を行なっても、なかなかうまくいかない部分が残っている。そこをどうにかできないかという試み」が今回のナレッジグラフの提供にあるという。 これまでの検索では、検索ワードを基本的に「文字列」として認識して結果を表示している。これが、ナレッジグラフ