自衛隊 がれき撤去で戦車派遣 3月20日 21時24分 福島第一原子力発電所では、水素爆発などの影響で原子炉の建屋の周辺に高い値の放射線を出す大量のがれきが散らばり、放水活動などの妨げになっていることから、自衛隊は、がれきを撤去するため、装甲が厚く放射線に対して一定の防護能力がある「戦車」を派遣することを決めました。 福島第一原子力発電所で、自衛隊は、東京消防庁などとともに放水活動を続けていますが、現場である3号機と4号機の原子炉の建屋の周辺には、水素爆発などの影響で高い値の放射線を出す大量のがれきが散らばっています。防衛省によりますと、これらのがれきは、隊員たちの安全を確保するうえでの大きな懸念材料となっているうえ、消防車が思うように通行できないなど、放水をはじめさまざまな活動の妨げにもなっています。このため自衛隊は、政府の了解を得たうえで、がれきを撤去するため現場に「戦車」を派遣するこ