どう育てる? 攻めの管理職 9月9日 16時25分 バブル経済崩壊後の20年間で大きく変わった日本の雇用の形。 いわゆる「就職氷河期」に社会人となった世代は、管理職として会社の中枢を担う年代になっています。 しかし、この世代は企業の中で数が大幅に不足しているだけでなく、管理職として力を発揮できないのではないかと懸念されています。 報道局の篠崎夏樹記者が解説します。 管理職候補が不足 NHKではことし7月、大手企業100社を対象に社員の育成に関するアンケートを行い、94社から回答を得ました。 そこから明らかになったのは、管理職の候補となる人たちが質量ともに不足している実態です。 バブル崩壊後おおむね10年間の新卒の採用については、75.9%の企業が「減らした」と答え、バブル期と比べた減少率は平均で55.9%でした。 採用数が半分以下に絞られたことになります。 次に、いわゆる総合職の