アニメ・漫画・ゲームの様なフィクション作品の表現問題に詳しい政治家である山田太郎の新書。創作に関する政治・法律に興味を持つ層からはすでにネット上で有名人である著者には、私も前から興味を持っていたのだが、ふと著作は無いのかと思って調べて見たら、割と最近に本を出していたので読んでみた。 規制への対抗活動 著者は元コンサルティング経営出身の参議院議員であり、漫画・アニメ・ゲームを規制する法律の発生を食い止め、創作物を守る活動を行っている。本書では 児童ポルノ禁止法に含まれた規制 TPPに由来する、著作権の非親告罪化 国連からの外圧 「有害図書」認定 といった規制の流れに対して、著者がどのように対応したかが主な内容となっている。 その戦い方はタイトルが示す通りの「永田町流の戦い」である。著者の基本戦術は 国会とは、事前に十分な準備と根回しをした上で、答弁者の言質をもらう場だと私は考えています。会社