【ラスベガス=川上梓】米メタは7日、「フェイスブック」と「インスタグラム」で投稿の信頼性を第三者が評価するファクトチェックを米国で終了すると発表した。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が投稿管理に反対するトランプ次期大統領との関係を構築しようとしていることも背景にある。同日、ザッカーバーグ氏が同社の動画で明らかにした。ザッカーバーグ氏は「私たちは原点に戻り、間違いを減らし、ポリシー
近年、Facebookアカウントを利用してサービスに会員登録やログインできる、Facebook連携を終了する企業が相次いでいる。2023年には「パズドラ」、24年には「食べログ」「プレミアムバンダイ」など様々なネットサービスが連携終了を発表。背景には、Facebook連携の集客力低下により、機能のアップデートにかかる開発コストが見合わなくなっていることがある。加えて、米Meta Platformsによる一方的なログイン停止の問題も露見している。 ログインにSNSアカウントを使用する「ソーシャルログイン」機能は、サービスの会員登録の簡易化による新規会員の獲得やサービスの継続利用率の向上、対象のプラットフォームでのリターゲティング広告の精度向上といった利点から、多くのサービスに導入されてきた。 ビジネスパーソンを中心に利用者を獲得してきたMetaの「Facebook」も、多くのサービス事業者に
有名人などになりすましたSNSの偽広告による詐欺の被害が相次ぐ中、実業家の前澤友作さんが「名前や肖像を無断で使用した広告の掲載を許可していることは、パブリシティ権や肖像権の侵害だ」と主張し、アメリカのメタと、メタの日本法人に広告の掲載停止と損害賠償を求めた裁判が始まり、メタ側は「請求の法的な根拠が明らかになっていない」などとして、訴えを退けるように求め、争う姿勢を示しました。 実業家の前澤友作さんは、前澤さんの名前や画像を無断で使用した投資名目などの偽広告が、去年春ごろからメタが運営するフェイスブックやインスタグラムに大量に掲載されていて、そうした広告の掲載を許可していることは、パブリシティ権や肖像権を侵害しているなどと主張し、広告の掲載停止と損害賠償を求めています。 9日、東京地方裁判所で裁判が始まり、メタ側は「原告側は前澤氏の氏名または肖像を無断で使用したのは『氏名または名称不詳者ら』
2019年11月、国際人権NGOのアムネスティ・インターナショナルは、「監視の巨人——GoogleとFacebookのビジネスモデルがいかに人権の脅威となるか」と題した長文の報告書を公表しました。それから4年が経過していますが、この報告書はいぜん重要な指摘であり続けていること、また日本語の紹介記事がなかなか見当たらないこともあり、取り上げてみます。 なぜ、GoogleとFacebookのビジネスモデルが人権の脅威なのか。報告書では、アムネスティは「GoogleとFacebookの監視に基づくビジネスモデルは人権(human rights)の不可分な一部であるプライバシーの権利の本質を損なっており、深刻なリスクをもたらす」と厳しく指摘します(なおFacebookは2021年に社名をMetaに変更していますが、今回の記事では報告書の時点のFacebookという表記を使います)。 インターネット
米ハーバード大学で偽情報に関する研究を行っていた元研究員が、米IT大手メタの創業者マーク・ザッカーバーグの慈善団体が同大に5億ドル(約740億円)の寄付を表明したことを受け、自身の研究が打ち切られたとして、当局に調査を求めている。大手IT企業の影響力や、SNSでの偽情報拡散防止の取り組みが抱える課題に関する議論を呼びそうだ。 この元研究員は、メディア操作とオンライン上の過激主義の専門家であるジョーン・ドノバン。非営利団体「ホイッスルブロワー・エイド」はドノバンの代理人として、248ページからなる文書を米教育省とマサチューセッツ州検事局に送付し、調査の開始を求める申し立てを行った。この申し立てについては、米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。 申し立てによると、2018年から同大の公共政策大学院であるハーバード・ケネディ・スクールに勤めていたドノバンは、メディア操作を調査するプログラムを率い
Home » Meta Quest 3ではビジネス向けの「Meta Quest for Business」が復活。Windows 365対応や日本展開も Meta Quest 3ではビジネス向けの「Meta Quest for Business」が復活。Windows 365対応や日本展開も Metaは9月28日、新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」を正式発表しました。同社はゲームなどのエンターテイメント、フィットネスでの利用などに加えて、企業における利用についても言及。Microsoftの「Windows 365」が対応するほか、法人用のサービス「Meta Quest for Business」を展開することを明らかにしました。 Meta Quest 3は、前世代機のQuest 2に比べ、解像度の約30%の向上、装着感の改善などVRヘッドセットとしてのアップデートが加え
The open-source AI models you can fine-tune, distill and deploy anywhere. Choose from our collection of models: Llama 3.1, Llama 3.2, Llama 3.3.
アメリカのIT大手、旧フェイスブック、メタの新しいSNSは、登録者数がサービス開始から5日で1億人を突破し、アメリカのメディアは、アプリの分野で最も速いペースだと伝えています。 旧フェイスブックのメタは、今月5日、ツイッターに似た短い文章を共有する新しいSNS「スレッズ」の提供を日本を含む世界100か国以上で開始しました。 これについて、ザッカーバーグCEOは10日、自身のスレッズに「この週末で登録者数が1億人に到達した。たった5日とは信じられない」などと投稿し、登録者数がサービス開始から5日で1億人を突破したと明らかにしました。 アメリカのメディアは対話式AI「ChatGPT」の2か月を抜き、スレッズが最も速いペースで1億人に到達したと伝えています。 1億人の突破には、これまで中国企業が運営する動画共有アプリ「TikTok」が9か月、メタの画像や動画共有アプリ「インスタグラム」が2年以上
アメリカのIT大手で、フェイスブックを運営するメタは、文章を投稿して共有する新たなSNSを6日から提供する予定だと明らかにしました。専門家は、情報の発信などに広く使われてきたツイッターで混乱が続き、ほかのサービスに移る動きも出ているなか、多くの人が利用するSNSがかわっていく転換点になる可能性もあるとしています。 メタによりますと、新たなSNS「スレッズ」はツイッターのように文章を投稿し共有できるということで、英語や日本語など30以上の言語で、6日から提供するとしています。 日本国内では現在、ツイッターが個人だけでなく自治体や企業の情報発信や防災情報の提供などに広く使われていますが、今月1日、インターネット上のデータ収集などにおける不正行為を理由に、一日当たりの投稿の閲覧数を制限する措置を打ち出し、利用者から不満の声が上がり、ツイッターと同等の機能を持つSNSに移行する動きも出ていました。
Meta、音声生成AIモデル「Voicebox」発表 ノイズ除去や言い間違い修正、多言語会話など多機能 米Metaは6月16日(現地時間)、新たな音声生成AIモデル「Voicebox」を開発したと発表した。音声の編集、サンプリング、スタイルの設定などを行える。 音声とテキストを入力することで、以下のような音声を出力できる。 入力した声で入力したテキストを読み上げる音声クリップを作成する 録音した音声から犬の鳴き声やブザー音などのノイズを除去する 録音した音声の言い間違いを修正する 1つの言語のスピーチを同じ声のまま別の言語に変換する(英語の音声を仏語に、など) 1つのテキストを多様な声で読み上げる Metaは、Voiceboxで将来的にはメタバース内のバーチャルアシスタントやNPC(ノンプレイヤーキャラクター)が自然な声で話せるようになるとしている。また、自分の声のまま(本来は話せない)外
【6月14日 AFP】交流サイト(SNS)フェイスブック(Facebook)を運営する米IT大手メタ(Meta)のチーフAI(人工知能)サイエンティストを務めるヤン・ルカン(Yann LeCun)氏は13日、対話型AI「チャットGPT(ChatGPT)」のような生成AIは既に過去のものだと指摘し、代わりに人に近い合理性を備えた新たなAIを開発すると宣言した。 ルカン氏は仏パリで、画像ベースの結合埋め込み型予測アーキテクチャー(JEPA)と呼ばれる新たなAIの開発計画を発表。記者団に対し「現在のAIや機械学習は全くもって最悪だ。人には常識があるが、機械にはない」「生成モデルは過去のものだ。私たちはこの技術を捨て、JEPAを採用する」と述べた。 JEPAは、チャットGPTのような生成AIの限界を打破し、ネット上に存在する情報を反復するだけでなく、抽象的なアイデアの概念化を可能にすることを目指し
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 Metaが「Meta Quest 3」を発表した翌週にアップルがWWDC23で「Apple Vision Pro」を発表したことで、またにわかにHMDに注目が集まってきている。 筆者も米・クパチーノのアップル本社で取材し、実機を体験することができた。 ▲Vision Pro。アップル本社内のスティーブ・ジョブズ・シアターで撮影 アップルはVision Proを「空間コンピュータ」と定義した。 一方で、Metaは違う考えを持っているようだ。 では両者は具体的にどう違うのか? 筆者はVision Proも取材できたし、MetaのCTOなどにも取材経験がある。だから、アップルのビジョンとMetaのビジョンの違いを、ある程度深掘りでき
6月1日(米国時間)に、マーク・ザッカーバーグはこの秋にローンチ予定の次世代のVR・MRヘッドセット「Meta Quest 3」を発表しました。Meta Quest 3はより高い解像度、より強力なパフォーマンスに加え、革新的な技術「Meta Reality」、そしてより薄く、より快適な新しいデザインを採用します。Meta Quest 3は、日本を含む現在Meta Questをサポートしているすべての国と地域でこの秋展開される予定です。価格は128GBモデルで74,800円(税込)となり、さらにデータ容量が必要な利用者のために、より大きなストレージモデルも提供する予定です。さらなる詳細は、今年9月27日(米国時間)に開催する「Meta Connect」にて発表する予定です。
MetaがVRヘッドセットの最新モデル Meta Quest 3 を正式に発表しました。 Meta Quest 3は従来モデルMeta Quest 2比で高精細なディスプレイや2倍以上のグラフィック性能を備えつつ40%薄型化。ヘッドセット前面にステレオRGBカメラと深度センサを採用したことで、現実とVRを高精度に重ね合わせるMixed Reality (複合現実)技術「Meta Reality」に対応します。 価格は128GB版 7万4800円から。発売日と詳細は9月27日のMeta Connectイベントであらためて発表予定です。 Quest 2値下げ。2とProはアップデートで性能向上Quest 3の発売を前に、現行モデルの Quest 2の値下げとアップデートによる性能向上も実施します。価格は128GB版が5万9400円から新価格4万7300円に、256GB版は6万4405円が新価格
米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は29日、人工知能(AI)に関連する新たな製品・サービスを発表した。AIを巡る熱狂による株価急伸でエヌビディアの時価総額は押し上げられ、半導体メーカーとしては世界首位となっている。 幅広い種類の新製品には「DGX GH200」と呼ばれるAIスーパーコンピューターが含まれる。フアンCEOが台湾で開催されている台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)で説明した。DGX GH200はテクノロジー企業が対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」の後継サービスを開発するのを支援するもので、マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、アルファベット傘下グーグルなどが最初のユーザーとなる見込みだという。 エヌビディアはさらに、AIやメタバースを使って広告作成コストを押し下げるため英広告大手WPPと協力する。データセンター内の情報速度を急
アイルランドの当局は22日、旧フェイスブックのメタに対し、個人データの扱い方がEU=ヨーロッパ連合の個人データの保護規則に違反しているとして、12億ユーロ、日本円にして、およそ1790億円の制裁金を科すと発表しました。この規則に基づく制裁金としては過去最大の規模となっています。 アイルランドのデータ保護委員会は22日、メタの現地法人が行ったEU域内からアメリカへの個人データの移管についての調査結果を公表しました。 それによりますと、移管した個人データにアメリカ政府がアクセスできるおそれがあるなど利用者の基本的な権利や自由に対するリスクに対処できておらず、EUの個人データの保護規則に違反しているとしています。 その上で、メタに対して12億ユーロ、日本円にしておよそ1790億円の制裁金を科すとしています。 この保護規則は2018年に定められたもので、今回の制裁金は規則の運用開始後、最大の規模と
米Metaは5月18日(現地時間)、FacebookやInstagram、メタバースにおけるAI体験強化に向けた「次世代インフラ」について発表した。 AIトレーニング高速化のためのチップ「MTIA」 MTIA(Meta Training and Inference Accelerator)は、AIによるレコメンデーションシステムを強化し、ユーザーのフィード上に表示する最適なコンテンツをより迅速に見つけられるように設計された第1世代のカスタムチップ。ASIC(特定用途向け集積回路)で、複数のタスクを並行して実行するようにプログラムできる。2025年リリースの予定だ。 動画処理向けチップ「MSVP」 Meta Scalable Video Processor(MSVP)は、VOD(ビデオオンデマンド)やライブストリーミングの処理ニーズに合わせて設計したASIC。 多様な端末上のFacebook
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