【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党指名候補争いで、アイオワ州党員集会で3位に食い込んだロン・ポール下院議員(76)の掲げる「リバタリアニズム」に注目が集まっている。個人の自由を最大限に尊重し、小さな政府を主張する政治姿勢で、所得税の廃止や海外駐留米軍の全面撤退などの極端な主張には保守派からの反発も強い。だが、既成政治に不満を持つ若者に熱狂的な支持が広がり、存在感を高めている。 10日に予備選が行われるニューハンプシャー州の各種世論調査で、ポール氏は17~22%の支持率で2位に浮上。首位のロムニー前マサチューセッツ州知事を追っており、アイオワでロムニー氏と接戦を展開したサントラム元上院議員に勝っている。 米メディアによると、ポール氏が6日にニューハンプシャー入りした際には若者の支持者が空港で熱狂的な「ロン・ポール」コールを繰り返したという。 政府を国民の自由に干渉する存在と位置づける
2012年アメリカ大統領選挙の幕がいよいよ切って落とされる。全米最初の共和党予備選・党員集会は、1月3日のアイオワ州だ。その1週間後の10日にはニューハンプシャー州、21日にはサウスカロライナ州、31日にはフロリダ州と続く。 ところが、アイオワ州党員集会まで1週間を切った段階で、「史上最も気まぐれな大統領候補指名争い」(共和党系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所のカリン・ボウマン上級研究員)にまたまた異変が起こっている。 支持率調査でトップの座を占め、越年すると思われていた保守強硬派のニュート・ギングリッチ元下院議長(69)の支持率が12月中旬に急落。代わって、これまであまり目立たなかった保守中道派のロン・ポール下院議員(76)がアイオワ州で首位に躍り出たからだ。 米国の中西部に位置するアイオワ州は全人口の93%が白人。45%は折り紙つきの保守主義者、43%は「どちらかと言え
2011年02月11日 山広さんの解説から読み解くFRBの今後、GSEと重なるのが玉にキズ (2) カテゴリ:投資 Update(GSEの政府保証追記) Bloombergの山広記者の解説、米株高は「落日の輝き」、FRB・市場と悪魔が共演 Feb/09/2011 11:36 Video:米株高は「落日の輝き」結構刺激的な内容だけど、 言っていることは、至極当たり前のこと、 (でも、ここまで言っていいのかね? ) もう一本、 無視できないFRB解体論-量的緩和で復活 Dec/07/2010 10:04 Video:無視できないFRB解体論 正直なところ、 Bloombergに、しかも日本人で、 こーいう報道する人がいたということのほうが驚き、 でも、ナンかね、 こーいうのがメディアに堂々と出てくるって言うのは、 逆に、地ならしをしているとも見えて、 FRBも、もうそろそろじゃないかと、 ソー
政治的立場は立憲主義、小さな政府を基調としている。本来は小さな政府を推進する立場の共和党について、「大きな政府の党になってしまった」と言って批判している。下院議員としては、新たな支出や増税に対して一貫して反対票を投じている。医者であることと007の映画から掛けて Dr. No というあだ名がついた。 その他に支持している政策の主なものは州の自治権強化・市民の銃器の所持・自由貿易など。 反対している政策の主なものは連邦準備制度・妊娠中絶問題に対する連邦政府の関与・死刑制度・所得税(違憲であると主張)・国民皆保険制度。 外交政策に関しては不介入主義者であり、国際連合と北大西洋条約機構からの脱退を支持している。「絡み合った同盟関係」を断つべきであると主張している。2011年2月15日の共同通信との会見では、日本はアメリカ軍依存を止めるべきであり、在日アメリカ軍基地の撤退を強く主張した。さらに同会
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