今、太陽に異変が起きている。太陽活動の活発さを表すものに、表面に出現する「黒点」があるが、約11年周…今、太陽に異変が起きている。太陽活動の活発さを表すものに、表面に出現する「黒点」があるが、約11年周期で繰り返されている極大期(数百個=活発)と極小期(0個に近い=不活発)の周期に乱れが発生。現在は12年が経過しても、一向に黒点の数が増えていないのである。 つまり太陽活動が弱まったままになっているということ。これにより、地球の気候や地殻活動に大きな影響を及ぼす可能性がある。 太陽活動が活発に行なわれている間は、太陽風による“シールド”が地球を守ってくれる。ところが、この太陽風が弱まると、強力な放射線である「銀河宇宙線」が地球に直接降りそそぐ。それが地球環境に予期せぬ影響を及ぼすのだ。 たとえば地震。九州大学宙空環境研究センターが非常に気になる研究結果を発表している。 1963~2000年に