そんな「総合職として活躍していた女性が、なぜ仕事の熱意を失ったり、会社を辞めたりするのか」という問いに向き合ったのが、女性活用ジャーナリスト・中野円佳(なかの・まどか)さんの新書『「育休世代」のジレンマ 〜女性活用はなぜ失敗するのか〜』(光文社)だ。同書は多くの女性の反響を呼び、中野さんは1月に行われた規制改革会議に出席、政府への提言も行った。
子供の頃、お母さんに「なんで家で料理をしているのはどこの家でも女の人が多いのに、お店で料理をしているのは男の人が多いの?」と質問したことがあるわたしは、男らしさとか、女らしさとか、女の子は○○が好き、みたいなやつは、文化的な性差といって、生来備わっているものではなく、そのように育てたからそうなっているのじゃ、これの文化的性差をジェンダーと言うのじゃ、という話を高校の家庭科の授業で初めて聞いたとき「なるほどねー!!!」とすごい合点をして、それ以来ジェンダーフリー派のフェミニストとして生きているので、当然、子供が生まれた時も、できるだけジェンダーフリーにやろう、と思って、女の子だけどあんまりピンクの服とかも着せず、ユニセックスなネイビーとかグレーの服を着せていたりして、まあ赤ん坊というのは意外とピンクが似合わず、ピンクの服を着せるとベンジーもびっくりのピンクの若いブタ、という感じだったから、本
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