北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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冬靴を新調

2024-11-30 16:27:09 | 日々のもろもろ

 

おなじみHTBの「イチオシ!!」で、先日こんな特集が組まれていました。

登場しているのは、番組レギュラーの多田萌加さん。4年前まで、北海道限定のアイドルグループ「SNOW CRYSTAL」のメンバーとして活動し、現在はソロとなって道内でタレント活動をしており、「イチオシ!!」や「イチモ二!」でも主にレポーターとして出演しています。

なんだけど、映像を見ると、えっ、萌加さんが2人?「旧バージョン」と「新バージョン」?

二人の関係性は不明だけど、同じ「イチオシ!!」レギュラーで言えば、大野恵アナと、お友達の「メグ母さん」が共演を果たすようなものでしょうかね。

大野アナとメグ母さんもそうだけど、ぜひ次回は、生放送での共演を見てみたいものです。

 

とまあそれはさておき、この特集の中でしっかりと宣伝されているのが、北海道の冬の必需品である「冬靴」。

昨日、雪の予報だったので、3~4年前から使っている、靴屋さんではなくホームセンターで買った安物の冬用ブーツで出勤したところ、雨交じりの湿った雪が浸み込んで濡れてしまい、これはそろそろ限界だなと思って手放すことに決め、今日の午前中、近所の靴屋さんへ行ってきました。

 

 

 

そうか、「BLACK FRIDAY」のシーズンなんですね。

ならば安く買えそう。

 

 

色々と見ていて、これだと目を付けたのがこの商品。

 

 

「WILD THINGS」というブランドのメンズスノーブーツで、4cm4時間の浸水防止機能を備えているほか、凍結路面でもしっかり威力を発揮する特殊グリップ素材が埋め込まれています。

 

 

函館はまだうっすらと雪が積もった程度だけど、気温が下がれば朝晩はブラックアイスバーン(舗装の表面が見えていて、ぱっと見凍結していないような状態だが、実は凍結していて危険という、冬特有の路面状況)になるので、しっかり頑張ってもらおうと思います。

 

 

先程の映像の中で、新・萌加さんが着用していた靴は店頭にはなかったけれど、別な日の「イチオシ!!」(「イチモ二!」だったかも)で紹介され、CMも流れている人気の商品があったので、紹介します。

 

 

「Columbia」というブランドの「サップランド」という靴。

 

 

北海道で流れているCMでは、冬の凍結した湖で威力を発揮することがPRされています。

冒頭の映像で、新・萌加さんが着用していた靴と同程度の性能を持っている、つまりスケートリンクで履いても(普通はそんなことする人はいないと思うけど)威力を発揮するそうです。

こっちにすることも考えたんだけど、色々出費続きで、少々値が張ることもあり、断念しました。

北海道以外の地域でも、ぼちぼち冬本番が訪れ、歩行に注意が必要な状況になってくる所が多いと思います。転倒して怪我などせぬよう、お互い気を付けて乗り切っていきたいものですね。

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芝公園周辺を歩く

2024-11-29 20:00:00 | 道外旅行記

 

東京散策の最後は、「芝公園」とその周辺を歩いてきました。

 

 

 

 

「平和の灯」というのが灯されているんですね。

これは知らなかったです。

 

 

 

こちらがその「平和の灯」。

広島市の「平和の灯(ともしび)」、福岡県星野村の「平和の火」、そして長崎市の「誓いの火」が合わさって灯されています。

 

 

この組み合わせを見て思い出すのが、またかよと思われそうですが、「アメリカ横断ウルトラクイズ」第14回大会(1990年(平成2年))の、「エリー」というチェックポイントでのこと。

終盤、どんどん勝ち抜けが出て、挑戦者が、「Tさん」と「Kさん」の二人だけという段階になって、「広島で灯されているのは『平和の灯』、では長崎で灯されているのは(何の火)?」という問題が出されたのだけど、このときはTさんが前問を誤答して一回休みのペナルティとなっていたため、Kさんだけがこの問題に答える権利があり、しかもKさんはこの問題に正解すれば勝ち抜けというところまで来ているという絶好のチャンスだったのだが、Kさんはボタンを押すことすらできず、結局、Tさんが直後の二問を連続正解して、鮮やかな逆転勝利を飾ったという展開でした。

なので、この解説文を読んだ瞬間、私はこのことが頭を過ぎり、「Kさんはこの灯を見たことがあるのかな。もっというと長崎でも」なんてことを思い浮かべてしまいました。

 

 

ちょっと脱線してしまいましたが、恒久的な世界平和を祈念するという思いは、いついかなるときでも決して忘れてはならないのだなということを、改めて心に刻むことができました。

 

 

 

続いては、芝公園から少し離れた広場へ。

ここで見つけたものは・・・。

 

 

なかなかの精悍な顔つきの人物ですが、誰でしょう・・・?

 

 

4月から箱館の歴史に関するエピソードでも何度か紹介してきた、かの「ペリー提督」の像でした。

「ぺルリ」と書かれていますが、無論正しいのは「ペリー」だとしても、箱館でも、同じく「ぺルリ」だったり、あるいは「ヘロリ」などと記されている資料があって、それだけ、開国直後で英語に慣れていない人々にとって様々な聞こえ方、捉えられ方がされていたんだなということがわかります。

 

 

ここには書かれていませんが、1953年(昭和28年)に「開国百年祭」というのがあって、そのときにペリー提督の出身地であるアメリカ合衆国・ロードアイランド州ニューポート市に石灯籠を贈り、その返礼として親善の印に贈られ、1960年(昭和35年)に建立された像なのだそうです。

 

 

 

もう一つ目に入ったのがこちらの記念碑。

 

 

箱館の歴史上でも大きな足跡を残している「村垣淡路守範正」の名前が刻まれています。

「村垣範正」は、開国当座の箱館奉行の一人で、箱館奉行所を、かつての元町から五稜郭へ移転するに当たり、候補地として、具体的に現在の五稜郭のある辺りを提案したことでも知られています。

万延元年(1860年)、日米修好通商条約の批准書を交換するために結成された使節団(村垣範正は、副使としてこれに同行していたとのこと)が、米国軍艦「ポーハタン号」に乗船して渡航したことの記念碑として、100年が経過した1960年(昭和35年)に、「ぺルリ提督の像」と向かい合う形で建てられた記念碑です。

 

 

ということで、今月の東京散策紀はこれにて終了。

次回東京へはいつ行けるか分かりませんが、道外旅行としては、せっかく函館にいるので、近場だけど、また青森に行ってきたいなと思っています。

これまでは、1月とか2月の冬に行くことが多かったので、もしかすると、年明けにでも、ブラっと行ってきちゃうかもしれません。

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東照宮周辺を歩く

2024-11-28 20:00:00 | 道外旅行記

 

芝東照宮の後、「芝公園」一帯を歩いてみました。

事前に何も調べていない、本当に当てのないぶらり歩きです。

 

 

いきなり飛び込んできた「銀世界」という文字が刻まれているこの石碑。

何かなと思ったら、この辺は梅の名所なんだそうで、かつて新宿(西新宿3丁目)にあった梅屋敷に咲いていた白梅が、一面銀世界(雪景色と似た景色ということかなと)だったことから「銀世界」と名付けられ、そこから1908年(明治41年)~翌年にかけて、芝公園に梅が移植された経緯があるんだそうです。

 

 

 

小さな石柱と解説板があります。

 

 

 

古墳があるんですね。

解説板にもあるとおり、全長106メートル前後という、都内でも最大級の規模の古墳だそうで、パワースポットとしても人気なんだそうです。

誰が埋葬されていたかは判っていないそうですが、解説板にもあるとおり南武蔵の有力な族長の墓であったという説があるようです。

5世紀頃の築造とされていますが、これも定かではないようです。

 

 

同じ場所には、貝塚の解説板もありました。

貝塚といえば、やはり縄文時代ですが、こういう場所を訪ね歩き、知られざるエピソードを発掘するというのも、ロマンがあって楽しんだろうなあと思います。

町ブラもいいですが、そういう活動にも興味があるので、この解説には見入ってしまいました。

 

 

句碑があります。

「星野高士」という、「高浜虚子」の曾孫に当たる人物の俳句だそうで、2009年3月に建立されたそうです。

 

 

そしてこちらが、句碑の建立を記念して詠まれた、句碑の発起人の方たちの句だそうです。

 

 

 

 

ちょっと読み取りにくいですが、かの「伊能忠敬」の「測地遺功表」というもの。

伊能忠敬が日本地図を作成するため測量の旅に出かけるとき、測量の原点とした場所がこの近くにあったということで、この辺りで最も高い場所である、先程の「芝丸山古墳」の頂上部に、1889年(明治22年)に、「東京地学協会」によって記念を建立されたそうです。

 

 

我が北海道にも、箱館をはじめとして、多くの場所に足跡が刻まれています。

 

 

 

 

小さな稲荷大明神がありました。

隣接する「増上寺」の裏鬼門に位置し、鎮守の役割を果たしています。

 

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onちゃんが東京進出!

2024-11-27 20:00:00 | 気になるコト

 

 

onちゃんが渋谷に参上!onchan in SHIBUYA POP UP SHOP

北海道テレビ放送株式会社のプレスリリース(2024年11月25日 12時00分)onちゃんが渋谷に参上!onchan in SHIBUYA POP UP SHOP

プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

 

 

興味深いニュースを目にしました。

HTBのマスコットキャラクター、我らがonちゃんが東京渋谷に進出だそうです。

 

 

onちゃんワールド

HTBのマスコットキャラクター「onちゃん」のオフィシャルウェブサイトです。

onちゃんワールド

 

 

4月に函館に引っ越してきて以降、札幌に帰省したときには、極力「onちゃんテラス」に寄るようにしていますが、東京に進出するonちゃんもぜひ見てみたいなあと思います。

12月7日(土)と8日(日)には、onちゃん自ら登壇しての撮影イベントもあるそうなので、これはきっと「イチオシ!!」や「イチモ二!」でも紹介されるでしょうね。

誰かアナウンサーは行かないのかな。先日、「FLASH」の「全国地方女性アナ人気ランキング」北海道ブロックで堂々第1位になった田口彩夏アナとか、あるいは、HTBで一番(というより道内民放局で全体でも)の個性派の大野恵アナとか。

その辺も楽しみにしたいと思います。

 

ところで、onちゃんといえば、先日、心がほっこりとする話がありました。

HTBのライバル局、HBC(TBS系)の森田絹子アナ(HBCの女子アナでは一推し)が、HBCのマスコットキャラクター「もんすけ」(のぬいぐるみ)が、onちゃんや、同じ道内民放局のSTV(日本テレビ系)の「どさんこくん」と並んで置かれているのを見たことを自身のインスタグラムに投稿したとき、onちゃんのことを「onさん」、どさんこくんのことを「どさんこさん」と呼んでいたのです。

 

もんすけグッズ | HBCショップ |北海道の旬を発信します

 

 

どさんこくんプロフィール | どさんこくん どんどんめぐり旅 | テレビ | STV札幌テレビ

STVキャラクター「どさんこくん」

STV札幌テレビ 放送(北海道)

 

 

「onちゃん」も「どさんこくん」も、「ちゃん」「くん」も含めてそれが名前なので、わざわざ「onさん」「どさんこさん」と呼び換える必要もないのではという意見もあるかもしれないけれど、私は、これはこれでいいんじゃないかと思いました。

こうやって呼び換えることで、優しい気持ちだったり、他局に対する敬意みたいなのを感じ取ることができ、何より絹子アナのお人柄がしっかりと伝わってきたので、私はこの投稿を見て、すごく心がほっこりしました。

インスタのアカウントをお持ちの方は、検索して見て頂ければと思います。

 

 

森田 絹子:アナウンサープロフィール|HBC北海道放送

HBC 北海道放送

 

 

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芝東照宮

2024-11-26 20:00:00 | 道外旅行記

 

東京滞在最終日となった11月11日(月)。

飛行機が羽田発14時40分だったので、どこを散策して帰ろうかなあと色々考えていたら、昨日紹介した「武田竹塘先生紀功碑」のことを知ったので、碑のある「芝東照宮」にも初めて行ってみることにしました。

 

 

「東照宮」ということで、有名な「日光東照宮」と同様、かの徳川家康を祀る神社ということは想像がつきますが、この扁額には「家達」とあります。

徳川15代将軍の中にはない名前ですが、どういう歴史があるのでしょう・・・?

 

 

「芝東照宮」は、徳川家の菩提寺「増上寺」の境内に勧請され、当初は日比谷にあったのが、江戸城拡張工事に伴い、1598年に現在地に移転しました。

徳川家康は、還暦を迎えた1601年に、記念に自らの像を刻ませた「寿像」を駿府城において祭祀していましたが、1616年、家康は死去に際して「寿像」を祭祀する社殿を増上寺に建造するよう遺言したことから、同年10月に着工し翌年2月に社殿は竣工しました。

明治初期に「神仏分離令」が発出されたことから、増上寺から切り離されて「芝東照宮」となり、当時の本殿は、現在の重要文化財に相当する「特別保護建造物」に指定されましたが、1945年5月の東京大空襲により、「寿像」と神木のイチョウを残して全て焼失の憂き目に遭い、1969年社殿が再建されて現在に至っています。

扁額に刻まれている「家達(いえさと)」とは、徳川宗家第16代当主に当たる人物で、貴族院議長も務めた政治家の名前だそうです。

 

 

 

 

徳川家と言えばの「三つ葉葵」。ここでも神紋に用いられています。

 

 

社務所。

徳川家康を神格化した「東照大権現」が祀られていることから、勝負運や出世運のご利益があるとされているそうです。

 

 

 

 

 

東京都の天然記念物にも指定されているイチョウの木。

先述しましたが、1945年5月の東京大空襲にも耐え、燃えることなく現在まで残っています。

 

 

 

この狛犬は、1788年奉納で、石工名は不明だそうです。

240年近い歴史のある狛犬。長い間周囲の安寧を見守り続けてきただけあって、何とも穏やかな表情をしているなと思いました。

 

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