ライス米国務長官のイラク電撃訪問は世界を驚かせ、その目的を廻って憶測と論議を呼んでいる。イラク人政治活動家、サミール・オベイド氏は24日付のイラク・パトロールに掲載された一文でイランの代理人たちがイラクの政権を握る前に、米国に好都合な協定を結ぶためであったと書いた。
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ライス長官のイラク訪問目的に関して様々な説が流されたが、真実はこれらの諸説とは全く異なる。アラブの極めて高位の外交筋 . . . 本文を読む
ファルージャの総攻撃では、米軍は町を完全に封鎖し、ジャーナリストも入れないようにして、まず病院から爆撃しました。実際の犠牲者数はメディアにも取りあげられないまま、今ではほとんどの人々が「ファルージャの悲劇」なんて気にもとめません。そしてまた、ファルージャと似た作戦がカイムという町で行われ、米軍は「勝利」を宣言しました。「カイムの真実」もまた、私たちにはあまり知らされていません。
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イラクのイスラム武装勢力に、民間軍事会社(PMC)勤務の斎藤昭彦さん(44)が拘束されて間もなく3週間。PMCは広く知られるようになったが、PMCはなぜ急成長し、そして世界と戦争をどう変えようとしているのか。「民営化される戦争」(ナカニシヤ出版)の著者、本山美彦京都大学教授と改めて考えた。【太田阿利佐】
◇経営はエリート、戦闘プロ活用
◆貴族が設立
本山教授によると、イラク戦争後、イラ . . . 本文を読む
(ロンドン)アムネスティ・インターナショナルは本日、世界各地の人権に関する年次報告書を発表するにあたり、各国政府は人権に基づいた世界秩序を構築するという約束を反故にし、危険に満ちた新たな政策を追求していると述べた。アムネスティ年次報告書2005の発表に際し、アイリーン・カーン国際事務総長は、各国政府は信念に基づいた指導力を発揮していず、これについて説明を尽くさなくてはならない、と述べた。
アム . . . 本文を読む