たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

英語力という物差し

2010-06-23 06:11:46 | 社会
先週楽天の三谷社長が社内公用語を英語にするという話を聞いて,「ふーん,英語で会議やったら無駄話しなくなるかもね」とか軽く考えてたのですが,その後この英語社内公用語の話題あちこちで一般論として広がっていたようです。michikaifuさんのところでリンクされているのを読んだのですが,わたしはあまりこの話題に明るくないので,英語を社内公用語にすることに関しての判断は保留。ただし,ちょっと思ったことを。

社内公用語を英語にしても日本人はネイティブで英語を喋るわけではないので,英語の能力の差は多分個々人で様々。であれば,英語の能力で出世するしないが大きく左右されるんだなぁ…と。英語喋れなくても能力が高い人が出世するのか,まずは英語喋れないとその先が無いのか,やり方はいろいろあると思うけど,技術,法律,経済,人事育成などの能力より先に英語能力が来そうだな…と。学歴だけで出世が決まっていた社会もあったので,まぁそれに変わる新しい尺度…になるんだろうなって気はします。英語が出来ないと国際社会で苦労するというのはわかるけど,もし英語だけが出来る人が集まって会社の運営をしたらどうなるんでしょうね。

もう一つ。社内公用語が外国語ということで,これまでに無いことの様に語られてますが,日本って江戸時代までは公的な文書は全部漢文だったんじゃありませんか?。この辺詳しく無いのですが。もちろん一般の人は字をかけない人も多かったし,字をかけてもカナ交じりの文字だったりで。まぁ当時は役人は武士という身分制度でしたから,一般の町民が漢文が凄く得意だからって出世することはなかったんでしょうけど。でも,江戸時代とか更にその前とかに,文字が綺麗とか漢文や漢詩がかけるからってことで,尊敬されていた人がたくさんいるので,まぁそれだけで偉くなっていた人も多いんでしょう。

それから英語が読み書きできたら海外と仕事をしたり海外の情報を得るのには非常に有利ですが,実は日本が進んでいる技術分野は,日本の技術者が日本語でしか特許や論文を作らないので,逆に海外がなかなか追いつけない…というものもあります。それがいい事か悪いことかは一概には判断できませんが,まぁそういうものもあるってことで。
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消費税論の空気は変わるかな?

2010-06-21 22:17:05 | 時事
鳩山さんの後をついで総理大臣になった菅さん,いろいろと発言をして話題を振り撒いてます。菅さんの前の鳩山さんが宇宙人だけあって,なんか菅さんはずいぶん政治家らしく見えるなぁ…等と思ってます;-p。とりあえず,宮崎に行ったり沖縄知事と会ったり,フットワークは軽い。

そういう中でぶち挙げた消費税増税議論,なかなか強気の発言だと思いましたが,就任直後の人気が高いときに発言したせいか,メディアも空気をうまく読めず,なんか結構増税を支持する声も大きくて,わたしはびっくり…というのは先週書きました

まぁ日本の現在の状況をみていると,どこかで増税をするしかないのだろう…というのは理解できるのですが,マニフェストを全部引っくり返し,一体どこに向かっているかわからない政党が「増税」と言っても,怖くてまかせられない…というのがわたしの率直な意見です。増税を掲げて選挙に打って出るという覚悟は,関心しますけど,どうなりますかね。

というところで今日みた世論調査,早速支持率下落となっております。これを見て,メディアや他の識者の発言が変わるのか…ちょっと興味深かったりします;-p。

以下,素朴な疑問。

わたしは税制的にどうあるべきか,まだ良くわかってないので,無責任な発言になってしまうのですが,結構今の消費税議論は消費税の逆進性を問題にしてる意見が,今の時点では多いです。池田先生の誰でも稼いだ金は一生のうちに使いきるという乱暴な前提の元に逆進性はないという意見や,それにたいして年寄りは貯蓄なんて使わないから逆進的だよという弾氏の意見等など。…。ネットでは「逆進性はあるよ…」という意見が優勢に感じましたが,まぁ人は自分が望む仮説を元に思考するかなら…と思うので,もう少しいろんな専門家の意見を聞かないとなんとも言えません。

それより思うのは,じゃぁもし消費税に逆進性がなかったら,増税OKなんだろうか?…ということです。わたしは実は良くわかりません。逆進とか累進とかの分母って収入なのか,消費なのか,財産なのか…その辺も良くわかりません。いや計算はわかるけど,どれが適切か?っていうのが。それと税金は何らかの形で返ってくるので,それも含めないと,良くわからない。平等に取ったといわれても,そのお金が貧困者の救済に使われるのか,産業活性に使われるのか,教育に使われるのか,高齢者福祉に使われるのかでも,ずいぶん違うように思うのですが。

基本的に今の消費税増税の議論は振って湧いたような議論になっていて,まず国がどういう思想で投資していくか,という方向性がまるで見えません。国の財政を健全化するという総理の発言は漠然としすぎていて良くわかりません。健全化が国債を減らすという意味なら,国債の発行額目標とかもしっかり決めるべきでしょう。

というわけで,なぜそういう本質的な骨子の部分にだれも振れずに税率とか逆進性とかそういう話になってるんだろうな?と思います。

…とか書いていたら,早くも増税は選挙後に議論…ってまったく何言ってるのか解りません(-_-;)。
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車のUIはそろそろ変えるべき?

2010-06-18 08:46:47 | 社会
最近新聞記事を見ていて思うが,自動車のアクセルとブレーキ間違えた事故の記事。数日に一回見てる気がします。

まぁこういう警察の発表って定型にはめてるだけ…って場合も多いので,必ずしも同じようなミスが原因とは限らないのですけど,マスコミが取りあげるせいか?目立ちます。ちなみに最近わたしが目に付く事故のもう一つが高齢者による逆走などの事故。

で,思うのがアクセルとブレーキを隣り合ったペダルで踏むという操作法はも止めた方がいいんじゃないか?ということ。特に,オートマ免許の人はともかく,マニュアルで免許を取った人は,もともとアクセルもブレーキも右足で踏むので,オートマでもそうしてる人多いんじゃ無いでしょうか?。実際ペダルの位置もそういう場所にあります。

そもそもマニュアル車の場合アクセルとブレーキを踏み間違えても,止まるつもりでクラッチも一緒に踏んでいれば急加速はしません。それがオートマになり,良く見えない足元を右足でどれを踏むかだけで発進と停止が決まってしまうというのはちょっとリスクが大きいように思います。これがもし足が左右に分かれていれば,完全とは言いませんが,踏み間違いが減る様に思います。もしくはアクセスをもう,手にしてしまう。バイクだってアクセルは右腕です。車は回転ハンドルで握るところが一定して無いので難しいかもしれませんが,パワステで片手で切れますから,ギアの位置とかでもいいかもしれません。

バイクはブレーキも右腕ですが,レバーとグリップと操作系が全然ちがうのでブレーキとアクセルを間違えることは無いでしょう。
ということでどうでしょうか?。今のブレーキとアクセルの位置関係はマニュアルでなおかつパワステじゃない時代の名残です。シフトレバーとかサイドブレーキはメーカで違うので,アクセルも違っていていいと思いますけどね。ついでに書くと,今は電子制御が出来るので,ブレーキはある程度衝突や車間距離のセンサで何とかならのでしょうか?という気もします。いっその事アクセルは前後のセンサで全自動っていうのはどうですかね?(^^;)。さすがに危ないかな。まぁ安全に振った方向で。もちろん,いろいろと安全性を確認してから操作法は決めるべきでしょうけど。

どうでしょうか?
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政治と研究開発

2010-06-16 07:19:31 | 時事
一昨日になりますがW杯,日本一勝おめでとうございますで,湧きましたが,その前の日は小惑星探査機はやぶさの帰還に日本中多いに湧きました。わたしは昨日の午後のカプセル回収までハラハラドキドキでしたが,それも無事回収。カプセルの中身が空でも,数あるトラブルを乗り越えて無人探査戦が月より遠くの天体から無事帰ってきたという意味で凄い成果だと思います。

日本中が沸き立つ空気を読んで菅首相上機嫌川端文部相も評価,後継機開発に前向きと浮かれておりますが,このはやぶさ,次期計画計画がそもそも事業仕分でほぼ凍結なみに減額されていました。ってわけで仕分をした人達も枝野氏は「開発の必要性は否定しない。工夫求めただけ」と,まるで「わが子を鍛えるために千仞の谷に落した」とてもいいたげな雰囲気。蓮舫女史ははやぶさを絶賛し「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない」とまで言ってる有り様です。

仕分を守る必要ない…なら何でやってるんですかね?。あとで陳情に応じて復活折衝とかして票田を育てるためですかね?。それとも単なるパフォーマンスですか?…と。

このころりと手の平を返した態度を見てると,次期はやぶさに予算がつきそうなことでホッとするよりも,こういう風に絶妙なタイミングで日の目を見ないと,技術開発の予算はバッサリ削られてしまうだけなんだろうなぁ…という絶望感です。枝野氏と蓮舫女史発言を聞くと,彼らが仕分け施策の内容を吟味せず,また政府としての大きな方針も全く持たず,ただ機械的に予算を削っていたことがわかります。もししっかりとした政府方針があったのであれば,はやぶさの予算削減も「こういう方針で削ったので仕方ない」としっかり説明できるはずです。要求側がその場でうまくプレゼン出来なかったら,何も考えずにカットしていたのでしょう。

思うに…,おそらく彼ら政治家のほとんどは組織による研究開発等を行ったことがないので,研究開発のマネージメントなんてわからないのでしょう。今回はやぶさに予算がついても他の計画に予算がつきそうには見えません。しかし研究開発というのは8割,9割の,成果を産み出さない研究があって,残りの1,2割が巨大な成果を産み出すのです。その1,2割を取り出して予算をつけ,他のをカットしたら,その1,2割も更にその1割以下の成果しか出せなくなるのが研究開発なのです。研究開発のマネージメントは,その中でどういう風にテーマの選択と集中をするか,スクラップアンドビルドをするか,コア研究や裏研究をどの様に行っていくか,そういうセンスが非常に重要になります。多分そういうことは,組織として複数の研究テーマをマネージメントしないとわからないことだと思います。研究機関や技術系の企業にいないとわからないもので,政治家どころか,商社や金融系の経営者でもなかなかわからないところかも知れません。

そういう意味では,国の研究予算の仕分は,あくまでも研究のマネージメントがわかる人間がすべきです。全ての研究に投資ができないのであれば,テーマを広く見て組み替えることは必要です。その時に現時点での注目度だけで判断しては5年後10年後20年後に成果が出るテーマを潰してしまいます。もしそれがわからないのであれば仕分けなどしてはいけません。

今の研究開発は5年10年20年後のわが国の産業の礎になるべきものです。つまり今の子供達が大人になったときの雇用は,ここから産まれるのです。仕分けで回収したお金を子供手当や高校無償化の原資にまわすのであれば…,その使い道が果たして本当にその子供たちのためになるのか,少し考えてみたらわかるように思います。
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世論は新政権に増税を望むらしい

2010-06-14 21:50:53 | 社会
消費税増税必要が66%という記事を読んで,ちょっと驚きました。「容認」じゃなくて「必要」と来ましたよ。世論って増税を望むんだ…と。

これを読んで去年の11月に書いた政権交代すると増税できる話を思い出しました。あの時は消費税じゃなくてガソリン暫定税率の話だったと思いますが消費税はもっと影響の多い税です。

あの時と同じことを書くと,政府って税金をあげたくても上げられなくて苦労してると思うんですが,政権交代するとあっさりとこういう大増税ができる…というか国民の方からそれを望んでくるんですねぇ。知らなかった。これだったら財務省とかも政権交代があるとイイナ…と思うでしょう:-p。

まぁ新聞の世論調査なので恣意的な質問である可能性もありますが産経の調査でもにたような結果なので,そうなんでしょう。自民党の頃は,財政再建後に増税…と言っていたのが,その前提すら無くなってるのにわたしは驚きます。

わたしは子供手当や高速道路や高校の無償化の財源として消費税上げられたらかなわないと思うので,なんに必要かをまずは説明すべきでは?…と思います。国債発行額の増加ぶりが恐ろしいので,国債発行を減らすというセットじゃないと,増税には賛成できません。産経の記事に議員や公務員削減とか書いてる人いますが,その辺削っても,そんなにお金でてこないと思います。誰かをいじめてすっきりしようというのにも賛成できません。

福祉を充実させるために国家の予算規模を上げるというのは,考え方としてはあると思うんですが,それはお金をばらまいて,消費者に勝手にしてよ…というのではなくて,システムや制度をつくることでしょ?とわたしは思います。

今が大変だから,消費税増税すればきっと良くなる…という思考なんでしょうか?。今が大変だから政権交代すればきっと良くなる…と民主に白紙委任状を出した結果がご覧の有り様…なんですが,また同じことをやるんでしょうか?。
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アートとネット

2010-06-08 21:39:39 | 音楽・アート
どこから始まったのか良くわからないのですが,ここしばらくネットのあちこちでアーティストのビジネスモデルの話が盛んにされているように思います。要はネットによりコンテンツがタダでコピーや配布されたり,単価が極めて安くなったりしてます。で,喰えないし,それがアートの衰退につながるよ…って話。

この手の話は10年前に音楽配信が始まったときから盛んにされてきてると思うのですが,何故か今急に盛んになったのは何故でしょう?これまでと少し違うなというのは,今までは出版や著作権管理団体が,配信技術について文句を言うという構図だったのが,今回はむしろ本当にコンテンツを作っているアーティストが声を出してる様に思います。ただし,何でも反対と騒いでいるわけでもなく,なんとなく複雑な感じです。コンテンツ配信そのものがダメだから取り締まると,たぶんそういうことを言ってるのではなくて,何かうまく食べていけるシステムは出来ないものか?みたいな感じでしょうか?。

なぜ今話題なのか良くわかりませんが,アップルのiPadとかiTunesが本格的にユーザを広げそうな状況だから,そこで再び話題って事なのかしら?

これについては,わたし自身10年以上この状況を観ていて,結局のところ何が最適なのか良くわかりません。ただしそうこういっていても状況は進んでいっています。

今漠然と思うことをいくつ書くと…。

たぶんこれからも,ある一部のアーティストが多くの人に支持されてコンテンツから収入を多く得ることは続くと思います。ただし,単価が下がると思うので,そうやって食べれる人は減るように思いますし,ネットは世界の垣根を取るので,より一部の人が世界中からコンテンツを買われるでしょう。一方で,そうなるとその人の生コンテンツに触れられるファンは本当に一部になるので,たぶんそういうのとは別に身近なアーティストというものも出てくる。これはそういうネットや流通で収入を得るんではなくて,本当にパフォーマンスや生コンテンツで収入を得る。ファンは少なくても,単価は高いので,まぁそこそこ喰える人は残る。あともう一つ会員制。SNSがそれになるのか分からないし,生コンテンツを売る人…がそうなのか分からないけど,たぶんファンが会員制的に集まって特定のアーティストを支持するというのもたぶん出てくる,というかたぶん今でもあるんだろうけど,結構そういうのは外からは見えにくい。

今考えられるのはそういう形態が極端に分かれていくんじゃないかな?と言うことです。生コンテンツに触れることが出来るこじんまりとしたものは,元々原始的な芸能がそんな感じ。でも放送とか流通が始まって,徐々に全国区のアーティストというものが増えてきた。で,今また戻るかな?とも思っていたのですが,ネットはグローバリゼーションを進めるので,たぶんそっちの方も極端な形で残るでしょうと思います。

これらのアートのビジネスモデルはそれぞれ違うので,たぶんコンテンツを売る人はどの戦略でやってるのかを意識したほうがいいんだと思います。それぞれかかるコストや戦略が違います。

もう一つ,少し話が変わりますが,コンテンツはコモディティじゃないので,アマゾンとかグーグルとかiTunesとかのアメリカのモールに頼らなくてもいいんじゃないかな?という気もしてます。本当に聴きたい人は,アマゾンやグーグルじゃなくても買うでしょうから。なぜそうしたほうがいいか?というと結局,これらのサービスはアメリカに一番儲けが集まるようになっていく様に思うからです。先月書いたように外国の帝国主義に乗る必要は無いと感じております。

この話,まだまだ先は見えないのですが…,とりあえず今の時点のメモということで。
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鳩山首相辞任

2010-06-06 17:27:47 | 社会
先週鳩山総理が辞任しました。正確には今日まで総理大臣なんでしたっけ?。まぁ世の中はもう菅総理で騒いでますが。ちょっと遅ればせながら少し鳩山政権への想いなど。

鳩山さんの辞任の言葉がいろいろと話題になってましたが,まぁ本人がどういうつもりで言っているかは最後までわからない人だったので,たぶん国民をを馬鹿にして言っていたのでは無いのだろうと,思います。ただし最後まで何言ってるのかわからない人で,そういう人が国のトップになるとどうなるか?…という9ヶ月だったなぁ。

私は民主党政権が誕生したときから,不安だ…と書いていたので,今回の辞任も全然残念ではありません。まぁでも民主党から次の首相が産まれるのもたぶん間違い無いので,まだまだ不安は残ります。

鳩山さんが首相になってからの政権の政策は,私には賛同しかねていたのでネットで徐々に強まっていった鳩山さんへの批判は,特に反発無くみてたのですが,昨日の辞任発表後にネットを見ると,案外鳩山さんの辞任自体に反感を持ってる人も多く,ヘー,と思いました。まぁその辺は人それぞれだから良いのですが,その中にあった,結果を出す前にメディアがつぶしてしまった,とかネガティブことばかりをぶつけるという意見は… 麻生さんのときとまったく同じなので,麻生さんの時もそういっていたのならともかく,今回だけそういうのであれば,それは別のバイアスがかかっている意見じゃないかな?とはおもいます。

去年の衆院選挙で民主党に入れた人は,民主党に期待したのか自民が嫌だったのか分かりませんが,わたしは当時の日記に書いたとおり,政権交代はあったほうがいいと思うものの,当時から民主党に不安を感じてましたし,結局はその予感は的中しております。また,政権交代に無条件に期待しても,かっての細川政権の時の様に,ただ失望で終わるのでは 無いか?という不安を持ってましたが,なんとなく似たような感じになってきたなぁとも思ってます。そういえば細川さんも,お坊ちゃん,本人が無頓着だったお金の問題,無茶な政策を掲げて撤回する…という意味では,本当に同じようなことになったなぁと思います。しかも後ろにいたのはどちらも小沢さんだし。だとすると次の首相は羽田さんみたいになるのかしら?:-p。

というわけで,参院選挙に向けての首相交代ですが,選挙は,どうなるか良くわかりません。今の民主で批判されていたのは鳩山さんと小沢さんなので,その二人が辞任したことで国民(マスコミ?)の揚げ足はだいぶ和らぐかもしれません。また,自民の方も体制がまだ整っていなくて華がある看板もいないので,いまひとつ何やってるのか良くわかりません。なかなか状況的に判断が難しいなぁとも思います。
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iPad

2010-06-01 21:48:52 | 社会
iPadが日本でも発売された…ということで,普通のニュースとかでも偉く話題になっております。折角ですので今のうちにちょっと突っ込みを。

私はiPadが発表になった時に,欲しいと思いました。今でも欲しいんですが,値段を聞いてちょっと高いかなと思ってるし,ちょっと様子を見るかも。まぁ今年中に買う可能性もありますが。

TVの取りあげ方で一番気になるのが,電子書籍端末として紹介されていること。わたしはiPadが欲しいけど,電子書籍を読みたいとは全然思いません。電子書籍端末としての魅力を感じてないというよりは電子書籍に魅力を感じて無いからなんですが,みなさんそんなに電子書籍読みたい?。

わたしがiPadを欲しいと思うのはPCの大半の使い方をそこで出来るように感じるからです。そしてそれをPCより手軽に出来ると思うからです。

わたしがPCを自宅で使う場合,使い方としてWebの閲覧,メイルの閲覧がほとんどです。そのほかに日記を書いたり,エクセルで計算をしたりというのはありますが,それは時間的にはわずかで,ほとんどはマウスで画面をクリックしてるだけです。このマウスでクリックしてるだけのことはたぶんほとんどiPadで出来るのではないか?というのがわたしの考えです。

あとわたしはPDAを長らく使ってますが,これもiPadに集約できないか?と少しは思いますが,こちらはiPod touchも使っているし,ザウルスも使っているし,ちょっと使い勝手がまだ良く見えません。

iPadがPCの代わりに使いたいというのは,いくつか理由があります。一つはiPadの方がPCよりも起動が速く(というか常時立ち上げ),使いたいときにすぐ使える様に思います。あと良く思うのがWebを閲覧する様な用途と,プライベートなデータが入っているPCを分けたいということ。よくPCはなんでも出来るといいますが,わたしは以前から機器は用途ごとに分けるほうが,安全だし使いやすいと思ってます。

ところで,iPad…つまりは単なるタブレットPCの様にも思いますが,なぜこれまでのタブレットPCとまったく違うように語られるのか?。iPod touchが出て,買って使ったときにわたしが思ったのは,これまでのPDAにはスタイラスが必ずあったのが,touchには無く,これが逆に凄く使いやすくなったということ。これまでのタッチ式のPDAには必ずスタイラスがありました。これは文字入力を手描き認識でやるためと,あと機能を増やしすぎて画面にたくさんのボタンを並べる必要が出てきて,そして小さいボタンを押すためのスタイラスなんでしょう。iPod touchはスタイラスをなくし,指の腹で押すことでタッチパネルを使えるようにしました。それにはたぶん画面のタッチを検出するアルゴリズムの高度化という技術の部分と,画面のデザインを大きく考え直したという部分,つまりユーザインタフェースの大きな改革があったんだと思います。スタイラスを無くすことでスタイラスが無いと使えない,指でタッチするときは爪を立ててやるというのが無くなり,また画面を押さえてスライドするということもやりやすくなりました。

iPadがこれまでのタブレットPCよりも使いやすいのでは?と期待するのもそのユーザインタフェースです。一言で言うと,年寄りでも使えるようなネット端末がようやくできたんでは無いか?とわたしは期待してます。ただし現在のPC向けにデザインされたWebがiPadで使いやすいかは分かりません。というか,これからはiPad向けにWebのデザインも変わっていくんだろうな…と思います。
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