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カレントアウェアネス-R

【イベント】国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」(1/19・奈良県)

2025年1月19日、文化庁及び独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所との共催による国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」が、春日野国際フォーラム甍(奈良県)において開催されます。ウクライナの文化遺産を取り巻く現状について、現地で活躍する考古学者等から詳細な報告が行われます。参加費は無料で、定員は200人(要事前申込み)です。主なプログラムは以下のとおりです。・講演「戦争とウクライナの考古遺産」ヴィクトール・チャバイ氏(ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所長)...

神戸市立中央図書館、震災関連資料室の内容を「継承と備え 阪神・淡路大震災30年」をテーマにリニューアル

2024年12月25日付けの神戸市の記者発表資料で、神戸市立中央図書館(兵庫県)が同館の震災関連資料室の展示内容をリニューアルすることが発表されています。震災関連資料室では、同館が阪神・淡路大震災の直後から収集し続けている震災関連資料の一部を展示しています。震災後30年に際して、展示内容を「継承と備え 阪神・淡路大震災30年」をテーマにリニューアルし、資料を通して、災害と向き合い続けている人々や社会の30年間の歩みと防災・減災の取組について伝えるとしています。リニューアル開室...

文部科学省、「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表

2024年12月26日付けで、文部科学省が「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表しました。同省が2023年7月に公表した「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を改訂したものです。学校現場における生成AIの適切な利活用を実現するための参考資料となるよう、生成AIの概要や基本的な考え方、場面や主体に応じて押さえておくべきポイントをまとめているとあります。初等中等教育段階における生成AIの利活用に関す...

スウェーデンにおいて学校図書館に関する法改正がなされる

2024年11月20日付けで、スウェーデンの国会のウェブサイトにおいて、学校図書館に関する法改正について発表されています。発表によると、教育に関する法律と図書館に関する法律が改正され、2025年7月1日から施行されます。これにより、学校図書館の目的が明確化され、一部の例外を除き、原則として全ての生徒が職員の配置された学校図書館を利用できるようになるとあります。All students should have access to a staffed school library...

デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)、2024デジタルアーカイブ産業賞の受賞者を発表

デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)のウェブサイトにおいて、2024デジタルアーカイブ産業賞の受賞者が発表されています。同賞は、デジタルアーカイブ産業振興に寄与した活動を称揚することで、デジタルアーカイブ産業やDAPCONへの社会的関心を高め、産業の発展に資することを目的として、DAPCONが毎年授与しているものです。2024年はビジネス賞5件、技術賞3件、貢献賞3件、奨励賞5件の計16件が選出されました。2024デジタルアーカイブ産業賞 表彰式・受賞者ショー...

バンダイ、絵本投稿サイト「よみきかせキャンバス」を2025年4月に公開予定

2024年12月19日、株式会社バンダイが絵本投稿サイト「よみきかせキャンバス」を2025年4月に公開すると発表しました。サイトではクリエイターによる絵本の投稿が可能で、投稿された絵本は無料で読むことができるとしています。2024年12月のプレスリリース(バンダイナムコグループ)※2024年12月19日付けで「無料で読もう!絵本を作ろう!絵本投稿サイト「よみきかせキャンバス」を来年4月に公開 12月19日(木)より「えほん応募コンテスト」を開催します。」とあります。二つ目のU...

フランスの高等教育・研究機関におけるオープンサイエンス方針の策定状況(記事紹介)

2024年12月20日付けのフランスのオープンサイエンス委員会によるブログ記事で、同国の高等教育・研究機関におけるオープンサイエンス方針の策定状況に関する調査結果について紹介されています。調査は同委員会の主導の下、2023年12月から2024年1月にかけて実施され、大学等105の機関が参加しました。記事では、主な調査結果として、参加機関の50%以上がオープンサイエンスに関する文書化された体系的な方針を有していること、95%がフランスのオープンサイエンスに関する国家計画を有用又...

甲南大学図書館、阪神・淡路大震災デジタルアーカイブ「学園が震えた日」を公開

2025年1月7日、甲南大学図書館(兵庫県神戸市)が、阪神・淡路大震災デジタルアーカイブ「学園が震えた日」を公開したと発表しました。1995年1月17日に発生した甲南学園(甲南大学・甲南高等学校・甲南中学校)と周辺地域の阪神・淡路大震災に関する記録・映像・写真が収録されています。コンテンツは、今後も順次追加していく予定とあります。阪神・淡路大震災デジタルアーカイブ『学園が震えた日』を公開しました(甲南大学図書館, 2025/1/7)※二つ目のURLは、チラシです。学園が震えた...

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、COVID-19パンデミックに対する公共図書館の取組を州レベルで分析した報告書を公開

2025年1月8日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、COVID-19パンデミックに対応した公共図書館の取組について州レベルで分析した報告書“State-Level Analysis of Public Library Service Adaptations in Response to the COVID-19 Pandemic”を公開しました。報告書は、米国の公共図書館がCOVID-19パンデミックにいかに対応したかを調査した以前のIMLSの研究に基づくもの...

【イベント】国際シンポジウム「博物館の多様性・包摂性を考える」(1/13・東京都、オンライン)

2025年1月13日、国際シンポジウム「博物館の多様性・包摂性を考える」が国立科学博物館(東京都台東区)における会場参加とオンラインにより開催されます。国際連携による博物館の多様性・包摂性推進事業実行委員会及び国立科学博物館が主催します。日本の博物館では、来日する外国人の多様な歴史や文化についての理解、また視覚・聴覚・心身の障害やLGBTQ+等の指向を有する来館者やスタッフに対する合理的配慮が十分ではない場合が多いとあります。シンポジウムでは、海外の博物館関係者から話を聞き、...