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戦災

【イベント】国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」(1/19・奈良県)

2025年1月19日、文化庁及び独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所との共催による国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」が、春日野国際フォーラム甍(奈良県)において開催されます。ウクライナの文化遺産を取り巻く現状について、現地で活躍する考古学者等から詳細な報告が行われます。参加費は無料で、定員は200人(要事前申込み)です。主なプログラムは以下のとおりです。・講演「戦争とウクライナの考古遺産」ヴィクトール・チャバイ氏(ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所長)...

アフガニスタンにおける紛争犠牲者の物語等を保存するオンラインミュージアム“Afghanistan Memory Home”(記事紹介)

2024年12月10日付けで、米国の公共ラジオ局NPRのウェブサイトに、アフガニスタンにおける紛争犠牲者の物語を保存し、その記憶を追悼することを目的としたオンラインミュージアム“Afghanistan Memory Home”に関する記事“An Afghan museum that buried its artifacts after Taliban takeover is reborn online”が掲載されています。オンラインミュージアム“Afghanistan Mem...

ユネスコ、2024年11月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:75の文化財に被害

ユネスコが、2024年11月29日時点におけるガザ地区(パレスチナ)の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。2023年10月7日以来、宗教施設10か所、歴史的・芸術的価値のある建物48か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)3か所、モニュメント6か所、博物館1か所、遺跡7か所の計75か所について被害が確認されたとあります。Gaza Strip: Damage assessment(UN...

ユネスコ、2024年9月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:69の文化財に被害

ユネスコが、2024年9月17日時点におけるガザ地区(パレスチナ)の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。2023年10月7日以来、宗教施設10か所、歴史的・芸術的価値のある建物43か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)2か所、モニュメント6か所、博物館1か所、遺跡7か所の計69か所について被害が確認されたとあります。Gaza Strip: Damage assessment(UNE...

Society for Scholarly Publishing、ウクライナの出版界の復興を支援するイニシアチブ“Supporting Ukrainian Publishing Resilience and Recovery”(SUPRR)への参加を表明

2024年9月12日、学術情報流通に関連した多様な話題を提供する学術出版協会(Society for Scholarly Publishing:SSP)が、“Supporting Ukrainian Publishing Resilience and Recovery”(SUPRR)への参加を表明しました。SUPRRは、ウクライナの出版界の復興を支援するイニシアチブです。De Gruyter eBound Foundationの資金援助を受けており、Association o...

国境なき図書館、2023年活動報告書を公開

2024年8月2日、フランスのNGO組織「国境なき図書館」(Bibliothèques Sans Frontières)が、2023年活動報告書を公開しました。地震や戦争などによる難民に対する支援、教育・⽂化インフラの不⾜している地域への支援、知識へのアクセスの機会を平等に提供するための取組事例などが紹介されています。Découvrez notre nouveau rapport annuel !(Bibliothèques Sans Frontières, 2024/8/2...

E2726 – 50周年を迎えた日本国際児童図書評議会(JBBY)

カレントアウェアネス-ENo.486 2024.09.05 E2726 50周年を迎えた日本国際児童図書評議会(JBBY) 日本国際児童図書評議会・土居安子(どいやすこ)日本国際児童図書評議会(JBBY)は、国際児童図書評議会(IBBY)の日本支部として1974年に誕生し、2024年で50周年を迎えた。本稿では、主にJBBYの概要とその主な活動等を紹介する。●IBBYとはIBBYは、第二次世界大戦後の1946年に、荒廃したドイツで、イエラ・レップマン(Jella Lepman...

ウクライナ難民支援における公共図書館の役割:ハンガリーとポーランドを中心に(文献紹介)

2024年8月7日付けでJournal of Librarianship and Information Science誌に、ウクライナ難民支援における公共図書館の役割についての研究論文“Public libraries’ role in supporting Ukrainian refugees: A focus on Hungary and Poland”が掲載されています。この研究は、ハンガリーとポーランドの公共図書館が、方針やガイドラインがない中で、ウクライナ難民の流...

国際児童図書評議会(IBBY)、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表

2024年6月17日、国際児童図書評議会(IBBY)が、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表しました。声明では、IBBYは、国際連合(UN)が定めた人権条約、特に児童の権利に関する条約を支持する機関として、全ての世界の指導者たちがガザ地区の子どものために協力することを求めています。IBBYが2008年に建設したパレスチナ自治区の二つの図書館も破壊されたとし、ガザ地区で続いている子どもの基本的権利の侵害を強く非難するとともに、イスラエルとハマスの指導者たちに、国際ル...

ユネスコ、2024年6月時点におけるガザ地区の文化財の被害状況を公表:50の文化財に被害

ユネスコが、2024年6月10日時点におけるガザ地区(パレスチナ)の文化財の被害状況について、ウェブサイト上で公表しています。2023年10月7日以来、宗教施設11か所、歴史的・芸術的価値のある建物28か所、可動文化財の保管施設(depositories of movable cultural property)2か所、モニュメント4か所、博物館1か所、遺跡4か所の計50か所について被害が確認されたとあります。Gaza Strip: Damage assessment(UNE...