爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2024年の年頭のご挨拶の反省、今年の予言の答え合わせ

性懲りもなくやってしまった、1月1日の記事ですが、どういったことになりましたやら。 今年の目標は、1.ブログの質向上のための勉強と情報収集はよくやってると思います。 2.運動をして飲食に留意というのも、ようやく足の具合が良くなりつつあること…

相次いで航空機事故

アゼルバイジャン機はどうやらロシア軍の誤爆ということですが、それに続いて韓国でも旅客機の事故が発生し多数の死者が出てしまいました。 www.sponichi.co.jp 年末ということでやはり旅行者も多いのでしょうか。 韓国は政治の不安も大きい中ですが、さらに…

2024年を振り返る その4 10月~12月

激動の2024年を振り返るのも最終回です。 10月 ☆1日、イスラエルがレバノンへ地上軍進行 どこまで広げるのか。 ☆1日、第一次石破内閣発足、ほんの数日の命。 ☆1日、新型コロナウイルスワクチン接種が一部自己負担の定期接種に。レプリコンワクチン…

「内田樹の研究室」より「これだけは確かなもの」

内田樹さんが自身のブログに載せたもので、元は蛍雪時代用の原稿のようです。 blog.tatsuru.com蛍雪時代といえば大学入試を受ける年代の人たち向けの雑誌で、その人たちを対象にして書かれているのでしょう。 相手も十分に世界情勢は考えられるだけの知識と…

2024年を振り返る その3 7月~9月

2024年も後半に入ります。さらに大きなニュースが続きます。 7月 ☆1日、富士山登山ルートの一つ、山梨県側の吉田口で登山料2000円の徴収開始。 これまで何もなかったという方がおかしい。 ☆3日、新しい日本銀行券が発行開始。渋沢栄一、津田梅子…

東京地検が裏金議員等を一斉不起訴決定、これも検察劣化の表れか。

袴田事件についての最高検の発表を批判しましたが、他にも検察の劣化を示す事例がありました。 Cangaelさんがいろいろなところから引用してまとめているブログにありました。 cangael.hatenablog.comこの中で、裏金議員65人一斉不起訴に関することを批判し…

2024年を振り返る その2 4月~6月

続く4月から6月も事件事故が多数発生です。 4月 ☆2日、静岡県の川勝知事が辞職を発表。 言いたい放題、やりたい放題の知事でしたが。 ☆3日、台湾で花蓮地震発生。 大きな地震だったようで有名な観光地でも土砂崩れなどの災害が発生しました。 ☆4日、自…

袴田事件について検証結果発表、最高検は「証拠捏造はあり得ないから無かった」というバカげた主張

袴田事件の捜査と裁判経過などについての最高検と警察の検証結果とやらが発表されました。 www.asahi.comしかし裁判ではっきりと示された証拠捏造について、最高検は「あり得ないから無かった」と世迷言を繰り返しただけでした。 検察は犯人と見なされた人に…

2024年を振り返る、その1、1月~3月

また恒例の今年の出来事を振り返るというものです。 大変なことが次々と起こった年でした。 1月 ☆1日、能登半島で大きな地震。 正月気分を一気に吹き飛ばしたような大地震でした。最大震度が7、津波被害もかなり出ていました。 正月のテレビ番組も全く無…

何の役にも立たない「第7次エネルギー基本計画」

政府が第7次エネルギー基本計画なるものを発表しましたが、ほとんど何も役に立たないものだという、アゴラ研究所所長池田信夫さんの意見です。 agora-web.jp 電力需要が2割増というのも甘すぎるものだと思いますが、それを再エネ2倍、原発も2割に増やそ…

「孟嘗君 5」宮城谷昌光著

孟嘗君田文の物語も最後、壮年期からを描きます。 なお、この辺りからの田文については他の史書や思想家の書にも描かれることが多くなり、有名な鶏鳴狗盗や長鋏帰らんかの挿話などあちこちで目にするものですが、かえってそれが宮城谷さんの創作意欲を少々妨…

なぜ「北海道物産展」が多いのか。

デパートやスーパーなどで「〇〇物産展」なるものがよく開かれていますが、その中でも最も多いのが「北海道物産展」です。 その内幕について記事が出ていました。。 news.yahoo.co.jp 記事では東京都内のデパートについてのものですが、九州の片田舎熊本でも…

新企画「今年読んだ本の中でベスト5」

毎年200冊以上の本を読んでいますが、これまでその中でどれが気に入ったかといったことは考えていませんでした。 しかし、少なからぬ時間を費やして読書していますので、それくらいのことはやってもいいか。 というわけで、「今年の本のベスト5」選定で…

「ハモリ我慢」という番組

テレビ番組で「ハモリ我慢」ということをメインにしたものがあるようです。 私も何回か見たことがあります。 挑戦する芸能人が主旋律を歌うのですが、バックコーラスがそれと違った旋律を大声で歌うため、それにつられるところが面白いのでしょう。 ただし、…

「ウクライナ危機後の世界」大野和基編

ウクライナ戦争がどうなるのか、まだまだ分かりませんが、この本はロシアのウクライナ侵攻後にウクライナが押し返した頃、2022年3月~4月に国際ジャーナリストの大野さんが世界を代表すると言われる知性の持ち主?7名にインタビューしまとめたという…

「孟嘗君 4」宮城谷昌光著

孟嘗君田文の物語も田文が20代から30歳ほど、ようやく?主人公として活躍します。 田文の初陣ともなった魏との戦いは孫子の策略により大勝となりました。 孫子は表に出なかったためそれは田忌将軍の大手柄となったのですが、斉の国内では残っていた宰相…

本当の電力コストとは。杉山大志さんの解説より。

各種発電の電力コストというものが提出されていますが、意外なものもあります。 その内幕について杉山大志さんの解説です。 jbpress.ismedia.jp 最初に資料として政府作成の電力コスト表が掲載されています。 それを見るとkWh当たりで太陽光(事業用)が8.5…

「火付盗賊改」高橋義夫著

火付盗賊改といえばどうしてもあの鬼平犯科帳を思い出してしまいます。 池波正太郎の有名な小説シリーズで、主人公は実在の人物でその役目についていたことも事実です。 その颯爽とした姿は特にテレビドラマシリーズで描かれたものが印象的でしょう。 しかし…

「内田樹の研究室」より「歓待する学校」

内田樹さんの「研究室」の記事です。 題は「歓待する学校」 blog.tatsuru.com内容は学校の不登校について。 不登校児童生徒が36万6千人と過去最高になったということです。 内田さんも自身が何度も不登校を繰り返したということで、その気持ちが分かるそ…

「Y=男 の悲劇」黒岩麻里著

題名はちょっとひねってあるもので、「Yの悲劇」という大きな活字の横に「Y=男」という文字が入り込んでいるものです。 この「Y」はY染色体、すなわち男を意味するということです。 とはいえ、内容は軽いものではなく非常に高度な科学的なものとなっていま…

「このままいけば・・・」という論法

「このまま・・・すれば何年後(今世紀末など)には・・・」という論法は良く見られます。 たいていは脅しが混じったものですが。 「このまま化石燃料を使い続ければ今世紀末には気温が3℃上がる」とか、 「このまま少子化が続けば何年先には日本人はいなくな…

「なぜデジタル社会は『持続不可能』なのか」ギヨーム・ピトロン著

デジタル化が進むと効率化が進み最適化されるため、エネルギーや資源の節約にもなり環境に良いなどと言う人もいます。 しかし最近ではデータセンターの乱立やAI化により電力使用量が増加しているという話も流れます。 本当のところはどうなのか、それについ…

八代散歩、八代大橋からの眺望

八代市球磨川支流の前川河口付近にかかる八代大橋からの眺めです。 この左がゆめタウン八代の店舗。 そのずっと左前方が市内中心部です。川の中ほどでは現在新しい橋の建設中。 反対側を見ると前川河口方面とその先には八代海の向こうに天草が見えます。 こ…

「内田樹の研究室」より「テレビドラマに見るなりたい職業」

テレビドラマというのはやはり社会の注目を集めるような人たちを主人公としているのでしょう。 そんな中、最近のドラマでは「新聞記者、テレビ局ディレクター」を扱ったものがほとんどないという話です。 blog.tatsuru.com最近のドラマ主人公の順位は、1位警…

読書記録補足、「なぜデジタル社会は持続不可能なのか」

最近、「なぜデジタル社会は持続不可能なのか」(ギヨーム・ピトロン著)という本を読み、その内容に深く同意しました。 その読書記録は近日中に公開しますが(乞うご期待)その本の内容は非常に多くとてもまとめきれなかったこともあり、また自分の意見もそ…

今頃になって「太陽光パネルのリサイクル義務化法案の素案作り」とは。

太陽光パネルの大量廃棄が迫ってくる中、今頃になって「リサイクル義務化法案の素案」が専門家会議で討議されているということです。 www3.nhk.or.jpリサイクル費用は製造・輸入業者に、解体費用は設備所有者に負わせる。 不法投棄、放置などを防ぐため設備…

「孟嘗君 3」宮城谷昌光著

孟嘗君田文の物語、田文の養父白圭の戦いもクライマックス。 そして田文もようやく少年となり実父母の秘密に触れていきます。 孫子を救い出し、斉の外交使節田嬰に匿ってもらったのですが、反乱を企む一味との決着を付けなければいけません。 その一味の全容…

Ames博士亡くなる。

FOOCOM.NET野良猫通信で畝山智香子さんが紹介していましたが、「Ames試験」で有名なBruce N.Ames博士が10月4日に95歳で亡くなったとのことです。 foocom.net Ames試験とは私が現役時代に既に広く実施されていましたが、Ames博士が1960年代に開発した試験…

「歴史探偵 忘れ残りの記」半藤一利著

半藤さんは昭和史を深く掘り下げた著作が多数ありますが、学校を卒業したあとには文芸春秋社に入社し雑誌の編集などを担当していました。 その縁もあり、1999年から20年ほどの間、同社が得意先などに配る小冊子にエッセーを書いていたそうです。 その…

トランプが安倍昭恵さんを招き会食

トランプ次期大統領が安倍晋三元総理の夫人の安倍昭恵さんを招き食事をしたそうです。 news.yahoo.co.jpまさかこれが昔のつながりを懐かしむだけなどと言うことがあるはずもなく、何らかの思惑があっての行動でしょう。 それは何なのか。 もしかしたら現内閣…