2024-07-09

政治距離を置いて、自分人生を生きよう

ただの無党派の30代です。

2024年都知事選、端的に言うとエンタメとして楽しめた。

そして、改めて政治について色々と考えるきっかけになったわけだが、各所SNSではエコチェン流行っており、所謂政治クラスタに蝕まれていく感覚があり、これはヤバいと感じるので、ここで現況を個人的意見として整理し、現実逃避から決別し、また四年後に都知事選を楽しみたいと思う。

小池百合子

・現職の強さ

プロジェクションマッピングや、ソーラーパネルなどネガティブに感じる施策はあるが、結果としてマイナスにはならなく、子育て支援が手厚く、女性票を多く集めた

・公開討論では、結論を煙に巻くスタイルで、また築地の人の声を伝えた田母神氏について「お友達は選んだ方がいいですよ」と切り捨てていたのが印象に残った

・また、テレビでの公開討論の打診があったようだが、それは断られていた様子。選挙後に断ってないと言っているようだが、真偽は不明

街頭演説は少なく、公務活動を優先されていた

石丸伸二

石丸旋風

ネット活用の方が注目されがちだが、夏の暑さの中、誰よりも街頭演説しており、エネルギーを感じた。ネットリアルが融合し二位という結果をもたらした。

選挙後にマスメディアインタビューされ、その応答が話題に、石丸構文が生まれる。

・これは石丸氏が安芸高田市長時代におけるマスコミへの対応の延長であり、これまでも記者やインタビュワーに中身のある質問前後関係を踏まえた質問を求めてきた。そのような文脈を把握していない多くの人からはかなりネガティブに捉えられているが、ニコニコニュースやAbemaからの適切な質問に対してはしっかりとした応対をされていたので、そこに一貫性はあったかなと

・ただ、支援者の中でも意見が分かれるところで、そういった石丸氏を知らない人が多い中で、あえてといっていいのかわからないが、素人質問をするメディアに対してもっと上手く対応すれば良いのにという声も見られる

総括すると、当たり前に大きなマイナスがない(メディア報道されない)限り、現職は強い。

特に面白く感じたのが、両者、コミュニケーションスタイルに大きな違いがあり、前者は何か言ってるようで何も言っていないスタイルであっても、その話し方や声のトーから聞き手に柔和で温厚な印象を与え、後者は、話の中身やロジックを突き詰めるがあまり前後関係文脈を把握してる人から理解はされるが、多くの人はそこまで情報収集できないので、頑固で冷徹や印象を与え、それが政治家として人々に評価されるのだなと感じた。

現実問題として議会との混乱を起こさず、都政が仕事として回るかどうかが争点となり、それがこの結果に出たと思われる。たとえそれが利権の温床になっていたとして、それは現在政治にとって必要な対価なのだろう。

最後

しがない労働者にとっては、政治は今はまだエンタメとして非日常的に楽しむしかなく、政治に本気になればなるほど、政治クラスタに染まるしかなく、エコチェンされ、もはや自分の脳では考えられない人になるだろう。恐ろしや、恐ろしや。

今回、究極の中立として期待されたのが安野たかひろ氏と勝手評価している。今後も政治活動を続けるのかどうか、今後には注目したいところである

小池氏、石丸氏にはどちらも日本をより良くするために応援するし、本質は人の是非ではなく、仕組みや施策の是非である。仕組みに欠陥がある以上、誰がやっても欠陥になる。そこに焦点が当たらない限り、政治世界は変わらないだろう。

そして、現実問題政治を変えられるチャンスはこのような選挙によって定期的に回ってくるが、その間隔は遅く、変化に時間もかかる。

そして結局は他人であり、コントロールできない。

重要なのはコントロール可能自分現実と向き合い、自分身の回り暮らしを良くしていくしかないということだ。それをどうにかするのが政治だが、これは鶏の卵の問題なので、私は自分を変えた方が早いと思うというだけだ。

今日仕事を頑張ろう、働いて日本を良くしていこう。

今の政治を見ていて本当に働くのがバカらしくなる時が多々あるが、結局私には働くことしかできないのである

たくさん働いて、たくさん納税するのが、労働者である私にできる現時点で1番の政治活動だと思う。

どうせ政治家になる勇気能力もないのだ。

次の選挙を楽しみにしていましょう。

みんな、そして自分も含めて、どうか誰かの悪意に染まらずに、自分人生を生きていくことを祈ってます

やばい、もう出社の時間だ!

じゃ、行ってきます

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