名前を隠して楽しく日記。
そんなことはない
“女性が襲われると、まずみんなからこう訊かれる。「ノーって言ったの?」”
“この質問が前提としているのは、「答えは常にイエスであり、合意を取り消すのは女性の仕事」ということだ。”
“爆弾を解除するのは、女性の仕事。でも、私たちがわざわざ追い払わない限り、なぜ男性は私たちに触れることを許されているんだろう?”
“女性が襲われると、まずみんなからこう訊かれる。「ノーって言ったの?」”
“この質問が前提としているのは、「答えは常にイエスであり、合意を取り消すのは女性の仕事」ということだ。”
“爆弾を解除するのは、女性の仕事。でも、私たちがわざわざ追い払わない限り、なぜ男性は私たちに触れることを許されているんだろう?”
家の中を掃除する「500円みっけ」
埼玉県人はそこらへんの草を食べない
授業中、突然だった。
「チー牛」
クラスのみんながざわめいた。
何のことか分からない。
ネッケツが手を挙げて聞いた。
すると、担任はニヤリと笑って言った。
「お前ら、全員チー牛だ」
ボクサーが立ち上がり、机を叩いた。
「おい、先生! それは言い過ぎだろ!!」
でも、担任はまったく動じなかった。
「いや、事実を言っただけだ」
誰かがそう言った。
担任は頷いた。
「そうだ。お前ら全員、チー牛だ」
「納得できません!!」
ハカセが立ち上がった。
「いいだろう、説明してやる」
「ネッケツ、お前はすぐ熱くなる。熱くなりすぎて何も考えない。チー牛特有の単細胞だ」
「なっ……!」
「ボクサー、お前は筋肉をつけてるくせに、心が弱い。ちょっと煽られただけで手を出す。チー牛の防御力は皆無だ」
「ぐぬぬ……!」
「ハカセ、お前は頭がいいつもりかもしれないが、結局は屁理屈ばかり。コミュニケーション能力がチー牛レベルだ」
「ノッポ、お前は身長が高いのに、存在感が薄い。いるのかいないのか分からない。それこそがチー牛の特徴だ」
「そんなバカな……!」
「クリス、お前は女だが、チー牛の魂を持っている。いつも本ばかり読んで、友達が少ない。チー牛のメス、それがお前だ」
「えぇ……」
「結論、お前らはチー牛だ」
誰も反論できない。
「先生……」
ネッケツが、震える声で言った。
「俺たちは……チー牛なんですか……?」
担任は頷いた。
「そうだ。だが——チー牛で終わる必要はない」
「……え?」
「お前たちが"チー牛"を超えられるかどうかは、これからの行動次第だ」
だが——
ボクサーは、拳を握りしめた。
ドゴォッ!!!!
担任の体が宙を舞い——
5m吹っ飛んだ。
壁に激突し、教室が揺れる。
静寂。
誰もが息を飲んだ。
だが——
奇声を上げながら笑い出した。
その声は、まるで電子音のように響く。
そして——
担任の頭が粉砕した。
うねうねと動きながら、教室を埋め尽くす。
「やばい……!」
ネッケツが叫んだ。
「退治するしかねえ!」
ボクサーが再び拳を握る。
だが、担任は不敵に笑っていた。
「くそっ……!」
ネッケツが手を前に突き出すと、炎が舞い上がった。
「燃えろ……!」
紅蓮の炎が教室を包む。
しかし——
「そんな……!?」
「これは……勝てないのか……?」
それは——
「チー牛特盛」
「これを……担任に……!」
「なるほど!」
クリスが頷いた。
ネッケツが特盛を担任に投げつける。
ボクサーが拳を添える。
ノッポが長身を活かして勢いをつける。
そして——
担任の体が爆ぜた。
静寂が訪れた。
「……終わった?」
誰かが呟く。
そこには、元の姿に戻った担任が倒れていた。
「先生……」
クリスが近寄る。
「お前ら……もう、チー牛じゃない……」
クラスのみんなは顔を見合わせた。
——俺たちは、チー牛を乗り越えたのかもしれない。
そいつが何か不買運動すると宣言して、それが世間から反発されるような内容だと、そいつが売ってるものや支持するものが逆に不買されるリスクが存在するだろ。