橋下知事、泣き落とし人件費削減案にも抵抗勢力2008年5月2日21時11分印刷ソーシャルブックマーク 橋下知事のプロジェクト案に反対の横断幕をを掲げるメーデー参加者=1日、大阪市中央区、矢木隆晴撮影 ※写真をクリックすると拡大します 大阪府の橋下徹知事が打ち出した大幅な人件費削減案をめぐって、職員労組などの反発が強まっている。基本給がすでに47都道府県で42位の低水準というのが大きな理由だが、諸手当まで含めると平均年収は全国7位の水準になる。「公務員の人件費は高すぎる」と涙で訴えた橋下知事との溝は埋まりそうもない。 「橋下プロジェクト案反対 労働者をなめるな」 1日、大阪城公園で開かれた連合系のメーデー。民主党色が強いと欠席した橋下知事のメッセージが代読される直前、横断幕があがった。掲げたのは府労働組合連合会(府労連、組合員数約1万8000)の構成組織、自治労府職健康福祉支部の組合員た