シリア北部アフリンのクルド人居住地で、ミサイルで破壊された建物を見つめる子どもたち(2018年1月18日撮影)。(c)AFP PHOTO / ABDULMONAM EASSA 【1月20日 AFP】トルコは19日、シリア北部の町アフリン(Afrin)に対する新たな砲撃を開始した。米軍が支援する民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」の排除が狙い。トルコ政府はYPGを「テロ組織」とみなしており、同組織に対し本格的な攻撃を行うと公言している。 米軍主導の有志連合軍は今月15日、YPGの支配下にあるシリア北部地域で3万人規模の国境警備部隊の訓練を実施していると表明。これを受け、トルコ政府はアフリンを含む同地域の町を攻撃すると繰り返し警告していた。 トルコの半国営アナトリア(Anadolu)通信は、トルコ軍が「テロの回廊」が形成されることを防ぐため、アフリンでYPGに対し複数の砲撃を実施したと報じ
ワシントン(CNN) 過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦を続ける米軍主導の有志連合は18日までに、シリアの国境付近の治安維持を図るため少数民族クルド人やアラブ系勢力などから成る国境警備隊を創設する計画を明らかにした。 有志連合の報道担当を務めるディロン米陸軍大佐はCNNに、国境警備隊創設でクルド人勢力らが加わる「シリア民主軍」と協力しているとの声明を発表。警備隊の規模は最終的に3万人規模にとし、現在は約230人に最初の訓練を施していると述べた。 同民主軍の兵力は5万人超。ISIS掃討での米軍の主要な支援組織となっている。シリア内に展開する米軍は約2000人とされる。 ディロン大佐は、国境警備隊はISISの永続的な敗北を目指す治安維持に注力し、税関や人間の移動など他の国境業務は任務外と主張した。 国境警備隊案に対しシリア政府や国内に分離独立なども求めるクルド人問題を抱
シリア・ラッカ中心部から避難して来たシリアの民間人ら(2017年10月12日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【10月14日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と称していたシリア北部ラッカ(Raqa)から同組織のシリア人戦闘員全員が撤退したと、在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が14日、発表した。外国人戦闘員も撤退しようとしているとみられるが、米軍主導の有志連合は外国人戦闘員が同市を離れることは許さないと述べている。 シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、「ISのシリア人戦闘員は全員、この5日間でラッカから撤退した」と述べ、その数は200人前後だとしている。戦闘員らは家族と共に同市を離れたが、向かった先については分から
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