ベストプラクティス その3 企業は、外国の自分の顧客の信頼性(真正性)に関する詳細情報を取り付けることにより、当該顧客をよく知り、迂回のリスクがないか判断すべきである。特に、企業は、二重用途物品の迂回輸出から自分の身を守ることができるよう、顧客情報を得るべきである。当該外国顧客がブローカー、貿易商社、または、物流センターである場合はなおさらである。 ===筆者のコメント=== 色々なブラックリストとの照合への着手は、そのようなデューディリジェンスの努力の第一歩にすぎない。 =============== ベストプラクティス その4 企業は、二重用途物品の輸出や物流にあたり、輸出者、外国の主たる受益者(Foreign Principal Party in Interest, FPPI)、及び、FPPIの米国における代理人との間で、長年にわたる信頼関係が確立していない限り、ルーティッド輸出取引