タグ

2008年12月28日のブックマーク (7件)

  • 「保管とは移動すること」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Movage" の日語訳である。 保管とは移動すること  Movage デジタルの継続性は重要な問題である。デジタル情報は、短期間のうちに非常に容易にコピーできるが、長期間にわたってコピーしておくことは非常に困難である。すなわち、今たくさんのコピーを作ることはできても、1世紀以上にわたってコピーを保持することが非常に難しい。それには二つの理由がある。 (1) フォーマットが変化する。技術の進化が速いために、ある記憶媒体が話す「言語」がたった2~3年のうちに旧式になる(理解できなくなる)可能性がある。あるいはその言語を話すハードウェアが稀少になって、読み書きできなくなる。十年前のフロッピーディスクにあるデータを読める人がいるだろうか? (2) 記憶媒体そのものが劣化する

    「保管とは移動すること」
  • 「技術は無料になりたがる」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Technology Wants To Be Free" の日語訳である。 技術は無料になりたがる  Technology Wants To Be Free この前の2月、最近のTEDカンファレンスの休憩時間に、私はワイアードの現編集長クリス・アンダーソンと、彼が出版する予定のFREE(フリー)というの話をしていた。(私たちが話をしているとき、フリッカーFlickrの創設者その人が私たちの写真を撮って、Flickrに投稿していた!すごいだろう?)十年近く前に、私は、"New Rules for the New Economy"(邦題:ニューエコノミー勝者の条件)というを書いた。その中で、無料の役割と潤沢さの経済について述べた章が "Follow the Free"

    「技術は無料になりたがる」
    FeZn
    FeZn 2008/12/28
    >ある技術機能の一定量あたりの原価は減少していく(ゼロにはならない)/時間が「技術機能」を「無料同然」に。+要インフレ&機能換算考慮/労働アウトソース/同時にゼロにできるのは一機能だけ。
  • 「虚構機関」――漢字四文字の創元SF文庫を狙え! - 万来堂日記3rd(仮)

    虚構機関―年刊日SF傑作選 (創元SF文庫) 作者:田中 哲弥東京創元社Amazonというわけで、今「虚構機関」を読んでいる。考えてみればSFアンソロジーを読むのは久しぶりで、実に楽しく読んでいるわけだけれど、大森望の序文にこんなことが書いてあった。 ほら、漢字四文字は創元SF文庫の勝負作の基だし。 確かにこの間読み終わったロバート・チャールズ・ウィルスンの「時間封鎖」は面白かったしなぁ。 そうなると、漢字四文字の創元SF文庫にはどんなものがあるのか、俄然気になってくるわけで。 網羅はできていないと思うけれど、ちょっと調べてみた。こんなものが出ています。 情けないことに思っていたよりも未読のものが多く、下に挙げた22タイトルのうち既読の者はわずか8タイトル。でもそんな中でも「時間衝突」「時間封鎖」「夢幻会社」「宇宙消失」「逆転世界」は安心してオススメできる作品だと思いますです。はい。

    「虚構機関」――漢字四文字の創元SF文庫を狙え! - 万来堂日記3rd(仮)
  • 違法着うたダウンロード数が4億突破って、本当かしら? - 万来堂日記3rd(仮)

    こんなニュースがあった。 違法着うたDL数が4億突破――レコ協調査 - ITmedia News 日レコード協会は12月24日、「違法着うた」「違法着うたフル」の利用実態調査の結果を公表した。昨年10月から今年9月にかけて携帯電話サイトで違法公開された楽曲ファイルの推定ダウンロード(DL)数は、前年より11.8%増の4億714万回で、初めて4億を突破。正式に有料配信された着うた・着うたフルのDL数・3億2900万回を上回っている。 RIAJのニュースリリースはこちら。ページの下部から報告書に飛ぶことができる。 社団法人 日レコード協会|プレスリリース 調査結果の主なポイントは以下の通りです。 ・ 違法サイトの認知・利用率 違法サイトについて、全体の80.8%が認知し、34.5%が利用している。また、10代後半において違法サイトの利用率、違法「着うたフル(R)」のダウンロード曲数ともに増

    違法着うたダウンロード数が4億突破って、本当かしら? - 万来堂日記3rd(仮)
  • 地獄極楽「炉心融解」/個人用自殺装置としての核融合炉 - 万来堂日記3rd(仮)

    すまない。また「炉心融解」の話なんだ。もうリピートが止まらなくてね。 音的なことは難しいことよくわからないんだけど、キャッチーでJ-POP的なメロディーやオケとドラムンベースをくっつけた時点で、もう勝ったも同然というか。ありそうで(特に最近は)なかった大衆向けカスタマイズというか。 前のエントリでは人力ドラムンベースしてたなという連想でKUDUを挙げたけれど、んでもってドラムンベースは全然詳しくないんだけれど、それでも4heroのアルバム「2 Pages」は持っていたりするわけで。この2枚組のアルバムの1枚目で黒人音楽的な文脈で試みたことをJ-POP的な文脈で試みたらこうなりました、みたいな。ちょーかっこいい、つーか。あたし、彼女。 で、ですね。歌詞がとても面白いと思うのですよ。 これは実にストレートでかっこいい自殺願望の歌だと思うのだけれど、自殺するための仕掛けとして核融合炉を持ってきた

    地獄極楽「炉心融解」/個人用自殺装置としての核融合炉 - 万来堂日記3rd(仮)
  • 「炉心融解」がすごくかっこいいので、ボーカロイド熱が再来しそう - 万来堂日記3rd(仮)

    久しぶりに書くエントリがボーカロイドオリジナル曲の感想だというのも、アレですが。 いやあ、この曲がすごいなーと。 連想したのはKUDUのTemptationという曲だったり。 Kudu アーティスト:KuduVelour RecordingsAmazon激しいビートに乗って唄われるのは、なんとも軽快な諦観であり、なんとも攻撃的な閉塞であり、蠱惑的な孤独であり。こうもかっこよく救いを求める救いのない自殺衝動を表現できるもんかね! このエントリを書いている時点で再生22715に対しマイリスト登録5226で、マイリスト率、実に23%。 で、すっかり興奮してしまって、マイリストから過去に登録したお気に入りの楽曲を巡礼していたのだけど、どうにもそのうちいくつかを紹介したい誘惑に抗しきれなくなり、こうしてぽちぽちとキーボードを叩いている次第で。 ゆにめもP。民族調の架空言語で歌われるぶっとんだ曲。バイ

    「炉心融解」がすごくかっこいいので、ボーカロイド熱が再来しそう - 万来堂日記3rd(仮)
  • 「クラウドの文化」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Cloud Culture" の日語訳である。 クラウドの文化  Cloud Culture 「一つのマシン」(訳注:地球上のネットや通信システム全体)がある一方で、クラウド・コンピューターも多数存在する。それぞれのクラウド・コンピューターは、計算機の集合体が一つの計算機として働くものである。「一つのマシン」はすべてのクラウドが集まった巨大クラウドである。毎日の日課として、いつものようにあなたはネットに接続する。あなたの機器はクラウドへの最初の入口だ。ウェブによるアプリケーションを使って、ウェブ上ですべての仕事をする。よくあるウェブアプリとしては、電子メール、グーグル・ドキュメント、グーグル・カレンダー、フェースブック、フリッカー、その他ソーシャルネットワークサイトな

    「クラウドの文化」
    FeZn
    FeZn 2008/12/28
     常にON。2008年に僕が妄想したこと&そのずっと先まで。 Kevin Kelly による考察。