Anker's 3-in-1 MagSafe foldable charging station drops back down to its Prime Day price
11月19日(月)悲鳴あげる“名ばかり”管理職 十分な権限を与えられず自分の勤務時間すら決められないにもかかわらず「管理職」として扱われる"名ばかりの管理職"。過酷な長時間労働を強いられながら残業代も支給されない…そんな20~30代の若手社員が増えている。背景にあるのは人件費を抑制しようとする企業の姿勢だ。パートや派遣など非正規労働者の割合が増える中で、一握りの正社員が入社数年で管理職に任命され、限界を超えて働かされるケースが少なくないという。そうした人たちが過労で心身の健康を損なう被害も相次いでいる。景気回復のかげで若い管理職が使い捨てられる労働現場の厳しい実態を取材し、改善に向けた対策を探る。スタジオゲスト:森岡孝二さん(関西大学経済学部教授) 良い問題提起だったと思う。要するに名目だけ管理職にしてしまって残業代を払わず、長時間・薄給で酷使しようという、企業によるあからさまな労働者奴隷
神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【ドクター・ポスドク問題】 科学技術予算はバラマキか - 博士の愛した化学式? ノーベル賞と研究の環境 - PC online(日経) 日本人ノーベル賞受賞に見る日本の大学の研究環境の悪さ - JanJanニュース 分子生物学会のカミングアウト - 地獄のハイウェイ stochinaiさんの「5号館のつぶやき」の10月19日付エントリ「大学はなぜ変わらないように見えるのか 【冒頭に追記】」とlanzentraegerさんの「うすっぺら日記」の10月19日付エントリ「博士課程に進むメリット~博士の株も暴落するのか?~」からリンクをいただいたせいか、当blogへのアクセス数が急増しているようです(TBも下さいましてありがとうございました>stochinaiさん)。依然とし
今日の仙台は典型的梅雨模様。 アメリカからの日本人ヴィジターさんは「梅雨を経験させて頂いて…」なんてお上手を言って下さいましたが、雨は活動量を鈍らせますね。 さて、私は見ることができなかったクローズアップ現代「にっぽんの“頭脳”はいかせるか~苦悩する博士たち~」について、すでに5号館のつぶやきさんほか、何人かのブロガーが取り上げておられるようです。 つい先日、奈良先端大での会議でも、同様の「博士課程大学院生、ポスドクのキャリアパス」についての話題が出ました。 その際に、とある工学部系の方が「企業のニーズに合った教育をすべき」というご発言をされ、それに対して企業の方が「中途半端なMOTなどは必要なし。きちんとした基礎研究ができることが最も重要」という反論を出されました。 「でも、普通に大学院等の研究を進めるのに、研究室が大学院生の労働力に頼っているのが問題ですよね? 欧米のように、研究成果を
stochinaiさんのブログより、 クローズアップ現代「にっぽんの“頭脳”はいかせるか~苦悩する博士たち~」 私は見れませんでしたが。。。 まぁ残酷物語というか至極当然です。 国の政策で生産された”博士”ですが、強制でもなく自己判断で選んだ道なのですから。国の責任を問うてもいいですが、その”博士”の人生には責任がとることは現実不可能です。 味の素の件にしても、採用する気があるか無いか別にして、”博士”が就職することは難しいということは昔から分かっていたことです。企業へ研究職で就職するなら、修士卒というのは前々からの相場です。企業は今までの経験上も修士ぐらいの半熟で採用して、自社で育てて、博士号を取らせた方がいいことを知ってます。”博士”の固ゆでの採用は意味が無いと考えているのです。それを知っている院生はそういう就職で落ち着きます。確かに研究の自由度は落ちますが、給与をもらうと言うことは何
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/11 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2025/01 ドラッカーの「新しい現実」より: ”やがて(学生が)生き、働き、成果を上げていくことになる現実の世界に対する準備を”するため身につけるべき4つの能力とは 1)”自らの考えを口頭あるいは書面で、簡潔、単純、明確に伝える能力” 2)”他人とともに働く能力” 3)”自らの仕事や貢献や経歴を方向付ける能力” 4)”組織によって、自らの望みを実現し、何ごとかを達成し、自らの価値観を実現する能力” これらの能力は、研究者が(1)自分の研究成果をプレゼンテーション/パブリッシュし(2)共同研究(コラボレーション)を行い、(3)ジョブアプリケーションやグラン
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/11 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2025/01 青(オバマ)と赤(マケイン)の二色に塗り分けられた合衆国の地図を見て、赤(マケイン)が若干優勢?とか、3倍面積の大きいモンタナがニューヨークより大統領選に影響力あるかも?とあやまった印象を持つ場合があるかもしれません。 しかし、それぞれの州の大きさを人口で補正すると青(オバマ)優勢や、ニューヨーク>モンタナであることが容易に理解できます (注:追記1)。このように、州や国の領土/領域を様々なパラメーターで補正し描き直したものをカートグラムまたはカルトグラム(Cartogram)と呼びます。参考:Michael T. Gastner and M
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/07 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/09 自分の専門的な研究を一般の聴衆にプレゼンテーションするのは簡単ではありません。あまりにテクニカルに詳細であっても理解してもらえないし、話のレベルを落としすぎても研究の核となるメッセージが伝わらなでしょう。この困難なミッションを5分で行えと言われたら何に気をつけなければならないでしょうか。わたしは次の3つが肝だと思います: 1)Relate: まず自分の研究をだれもが知っていて興味を持つようなことに「関連」づける。イントロで聴衆を失わないためにはこれが大事でしょう。 2)Story:詳細な実験手法の説明などは一般には避けたほうが無難と考えられが
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 クローズアップ現代「にっぽんの“頭脳”はいかせるか・苦悩する博士たち」に関する5号館のつぶやきのstochinaiさんのエントリーを読んで、あらためて日本のポスドク問題の深刻さを痛感した。 もちろん「ポスドク問題」は雇用の問題であるが、エントリー「いかにメッセージを伝えるか」で書いたように 「今私たちは困っているから助けてくれ」というメッセージ以外にも「私たちは社会に価値あるものを創るので投資してくれ」というメッセージを発信する戦略的二枚舌を理系研究者は学ばなければならない。 有利な世論を形成するためには、戦略的コミュニケーションが必要だ。し
今度ちょっとそういう授業をやらないといけないので,ネットで得られる卒論執筆法に関する知見についてまとめてみます。 卒業研究に大切なこと - かたつむりは電子図書館の夢をみるか まずは卒論執筆直後の方のエントリー。一番具体的かもしれない。 1,やりたいテーマが決まったら最初に先行研究・関連文献の調査を徹底的にやる。 まずレビュー。これができていない人はものすごく多い。なぜなら,レビューは面倒くさいし,論文は読みづらいから。そこで,やりたいことを決める際,とにかく議論をしてください。誰とでもいいから。院生はそういう話大好きですから捕まえて話をしてください。最初はとにかく研究の話しをする。そのうち読むべき論文は分かってきます。 2,文献を読む際は本文だけでなく、その文献が引用/参照している文献も必ずチェックする んー,まあできるといいかな。最初からやらなくてもいいかな。そのうちやりたくなります。
5号館のつぶやき : クローズアップ現代「にっぽんの“頭脳”はいかせるか〜苦悩する博士たち〜」 【追記2あり】 なんというか,この手の話題を読めば読むほど暗ーい気持ちになります。情報として手に入れておきたい気持ちは強いんですがちょっと読むのを控えようかなという気にすらなりますね(特に5号館さんがということではありません)。お先真っ暗でも院生としてやることは山ほどありますし,それらをこなしていくためにはモチベーションが不可欠なわけで,読めば読むほどモチベーションが下がっていくこれらの情報とどのように付き合うかを最近考えない日はありません。 こういう情報を踏まえ,じゃあ現場の院生は具体的にどうしたらいいのかということを考えてみたんですが,3方向ぐらいになるんですかね。 1,今すぐ院をやめて就職活動 2,数少ないポストを獲得するために寝る間を惜しみ研究 3,2と同時に,産学連携を実現するような活
神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【ドクター・ポスドク問題】 (注:初めて当blogにおいでになった皆さんには、ドクター・ポスドク問題についての過去エントリも合わせてお読みいただけると幸いです) 長らくこの手の問題についても全然発言せずに来てしまいました。 なんですが、先日のNHKのクローズアップ現代でポスドク残酷物語について取り上げたようで、そのとばっちりを受けてか当blogにやってこられる方が増えているようです。あの5号館のつぶやきでもstochinaiさんが辛辣な記事をお書きになっておられるようですね。コメント欄でも大激論が繰り広げられているようで・・・そんなわけで、僕も最近聞いた話をベースにちょっとこの問題にういて書いてみようと思います。 ・・・とある地方の大学院のお話。そのM2の大学院生は
五号館(stochinai)さんのところに昨日のクローズアップ現代関連のエントリが上がってて、ぼくも見たので関連で思うこと述べつつTB差し上げとこうかと思う。まずはこちらから 5号館のつぶやき : クローズアップ現代「にっぽんの“頭脳”はいかせるか~苦悩する博士たち~」 やはりstochinaiさんも放送内容に対して違和感を覚えたらしくて、その辺のところについていろいろやんわりと諭されている。stochinaiさんの場合は若者の研究離れを気にされているのでその辺の配慮を中心に、「あの番組内容ではまた若者離れが進むだろうな」という心配がメインみたい。 まぁ、こういうことだけど クローズアップ現代でも、ポスドク残酷物語を放送していました。内容は、例によって例のごとしで、博士号を取得しても大学の研究者になれずに不安定なポスドクを続けているとか、子供が生まれたのでポスドク生活をやめて企業の営業職に
クローズアップ現代でも、ポスドク残酷物語を放送していました。内容は、例によって例のごとしで、博士号を取得しても大学の研究者になれずに不安定なポスドクを続けているとか、子供が生まれたのでポスドク生活をやめて企業の営業職に就職したとか、いう話です。 ちょっと面白かったのは、味の素がポスドクを採用しようとして40人の選考をしたけれども、適格者がみつからなかったという話でした。その時の採用担当者の話としては、すでに企業にいる35歳とポスドクで応募してきた35歳の能力を比較してみるととても採用できないというような内容だったと思うのですが、そもそも大学を出て10年以上も違う生活をしてきた両者を同じ尺度で比べても、なんだか意味がなさそうに思えました。あれは、本音では採用する気などまったくないのに、ポスドクを採用しようという気持ちだけはあることを示すためのスタンドプレーだったのかもしれません。 一方で、U
あの手この手で若者を搾取しようとたくらむ日本の社会構造の中で、最も悲劇的なものの一つが、博士号をとりながら研究の現場からはじき出される大量のポストドクターたちであろう。この番組では、世間でもよく知られるようになったポスドクの問題に切り込んだ。がんばって研究しても就職が無いので、博士に行く人は年々減っているそうだ。当たり前である。 本人も家族も納得いかないこの問題。おそらくは幼少時より神童と言われ、東大・京大に入ったような秀才が、10年近い高等教育を受け、高い学費を払った上で、何の職にもつけないのである。番組では受け入れる企業の問題、後先考えず博士課程の定員を増やした文部科学省、融通の利かない専門バカである博士自身など、様々な問題が指摘されていた。 どっちかというと、優秀な頭脳を生かせない企業側や、世間の常識からずれたポスドクにその問題があるかのような論調が多かったが、私は確信犯である文部科
ポスドク, 雑感 | 21:07 | アカデミアの研究の一線を退いた上に、海外のバイオテクカンパニーで働いている身分で、いまだに日本のポスドクネタでひっぱって申し訳ないのだけど、どんなに「博士」の価値が(日本国内で)低下しようとも、最前線の研究者として世界と渡り合うためには博士号の取得はミニマムリクワイアメントですよ、ということをここで記しておこうと思った。その逆に、世界を相手にしない研究なのであれば、別に博士号は必要ないし、ましてや借金までして取得するほどのものでもない(むしろ取得しない方がプラスに働く)。どちらが良くてどちらが悪いというのではない。自分が日本国内の市場を相手にすることに人生の意義を見いだせるのであれば、それはそれで良いと思うし、そうではなく、視線が国外を見ているのであれば、世界が「博士」をミニマムリクワイアメントとしている以上、その規則に従うしかない。特にアカデミアの研
昨日、なぜアカデミアという進路に束縛されてしまったかについて述べたが、では、進路固定はどうやって融解したのか。 就職しようと思ったきっかけはかなり早い段階だった。おそらくM2の時にぼんやりと思い始め、D1、D2で強くなっていった気がする。 それを崩し得たのは、培った経験による自分自身や分野全体の自分なりの評価、先輩研究員などの周りの状況、将来設計の展望、研究に対する挫折などが複合的に発端となった。そうして心情の変化が生まれていった。それに、博士の就職活動を行った友人からのアドバイス(叱咤?)、修士で就職していった友人達の物の考え方、そういったものが推進力となり、数年来の意識は瓦解していった。「目が覚めた」という印象が強い。 まず初めに生まれたのは、現在のキャリアに対する、以下のような強烈な不安であった。 アカデミアに献身することを肯定できなかった。 生物学に対する思い入れはかなり強固であっ
クローズアップ現代「にっぽんの“頭脳”はいかせるか〜苦悩する博士たち〜」 こういう話はもう数年来繰り返し、繰り返し、繰り返し論じてきましたんで正直食傷気味ですが、マンネリズムこそブログの醍醐味ってことでもう一度。 こちらでも書いたように、基本的に方法は二つ。 供給を減らすか 需要を増やすか それだけです。 まあ数年前と違い、ポスドク問題など博士進学のリスクとコストをネット上で容易に知ることができますので、供給は自然に減っていくと思われます*1。 ただし、これはお国の目論見とは逆の効果をもたらします。 博士進学には、授業料およびその間仮に就職していた場合の機会費用を合わせると優に一千万を越えるコストがかかります。 その上年齢も上がり、就職先も制限される。任期付きの職で各地を転々としなければならないかもしれない。研究員という名の派遣社員になる可能性も高い。ベンチャーだって日本は散々だ*2。 き
制作会社で働いてると、ディレクターやライターであればライティング作業をすることがあるし、マークアップエンジニアであればHTMLやCSSを処理するし、プログラマーであればコードを書きます。 制作会社に勤めていれば全員何らかの形で、文字列を扱うことになります。 そんな時に正規表現という超強力な文字列処理のテクニックを身につければ、今以上に作業がはかどるし、いろんな問題が解決するのかなーと思い、先週1時間弱の勉強会を開催しました。 プログラマーは普段から使ってるんですけど、なかなか他の部門の人に紹介する機会がないのが現状だったので、多少なり役立ったんじゃないかと思ってます。 せっかくなので、その勉強会で使ったスライドを動画にしてニコニコ動画にアップしたので、ご紹介します。*1 ついでにウェブページ形式にもしてみました。 はじめての正規表現 って中の人が言ってました。 追記: Twitterのフォ
東京への転勤でバタバタしてたのと、引越し先にネット回線がないのとでアップが遅れました。 先週、制作会議というデザイナの会議でjQeryの勉強会をしました。その際に作成・発表したスライドです。 前回、制作会社で働く人向け「はじめての正規表現」 - あと味で使ったスライドほどインパクトはないのですが、これをきっかけに、社内外問わず、jQueryを使ってみようと思ってくれるデザイナが増えたらうれしいです。もちろんプログラマにもおすすめです。 KeynoteのHTML書き出し機能で出力したものを改変して作っています。超楽チン。時間がなかったので取り急ぎアップしますが、近日中にjQueryを使ってコピペ用のテキストと目次を設置します。 前提 JavaScriptではなく、jQueryが使えるようになることが目的 jQuery UIは日を改めて紹介予定 HTML, CSSは使いこなせる人向け(グラフィ
※本記事は、11/29 13:18に最新の追記・修正が入っています。 builder読者の皆さん、こんにちは。 職場で隣のデスクの先輩に「僕は今年のクリスマスも一人寂しくTVを見ることになりそうです」と言ったら、「俺は一人でイルミネーションを見に行く」と呟かれてしまった山田井ユウキです。 この先輩には一生勝てないと思います。 そんなことはさておき。 今回もネット黎明期を支えた個人サイトについて更新しようかと思ったのですが、急きょ別の企画を思いついたのでそっちを書くことにしますね。 題して、 です。 「ネット文化圏」って何よ? という方のためにちょこっと説明すると、広大なネット世界には数多くの文化圏がそれこそ宇宙の星々のごとく点在しており、それぞれが独自のカルチャーやコミュニティを築いて発展しています。 たとえばmixiや2ch、ニコニコ動画など……。 そういった、ネットに大きな影響を与えて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く