地球にはひとつの月があり、天王星は27、土星には50以上ある。地球と金星はほぼ同じ質量だし、できた経緯も似ているのに、なぜ、地球には月があって、金星にはないのだろう? その理由は、我が地球が、もともとは金星の衛星だった月を自分の軌道に引っ張ってきちゃったから。という新たな説が浮上した。地球が金星の月を奪ってしまったのだという。 米カリフォルニア工科大学のデイヴ・スティーヴンソン教授は、ロンドンで開かれた「月の起源」 会議でこの新説を発表した。「地球の月の大きさは、ほかの惑星の月に比べて大きい理由も、この理論で証明できる。」というのだ。 この画像を大きなサイズで見る ただしこの説には欠陥もある。地球と月が地質学的に似ている点だ。これは、45億6000万年前に、火星サイズの惑星が地球と衝突して月ができたとするジャイアントインパクト説に基づく。衝突によって、地球はふたつの大きさの違う星に分かれ、
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