五輪代表は、非常に苦しい試合ながら、国立でシリアに重要な勝利。この手のタイトルマッチはとにかく結果が大事なので、本当によかった。本当によかったのだが... 内容は最低としか言い様のない試合だった。 日本選手の技術、フィジカルはすばらしい。すばらしいのだが、あまりに判断力が低いのだ。この判断力の低さは、先日のマレーシア戦でも見られたが、何ら改善されていない。ここまで、あまりに稚拙で愚かな試合展開を見せられると、そしてマレーシア戦以降それが何ら改善されていない現実を考えると、何かしら絶望的な想いに囚われてしまう。 とにかく前に前に急ぎ過ぎなのだ。 中盤なり後方で、ボールを回すのと、縦に急ぐのとのバランスは、常にサッカーにおける重要な課題だ。安全サイドのために、ボールを回してばかりいると、およそ迫力のないサッカーになり、結局その回したボールを奪われて速攻を食らったりするなど、ロクな事はない。だか