「森友学園」への国有地売却に関する財務省の文書が書き換えられた疑いがあると報じられたことをめぐり、財務省は、参議院予算委員会の理事会に決裁文書の写しを提出し、これ以外に文書がないか引き続き調査していると説明しました。これに対し野党側は、改ざんの疑いは払拭（ふっしょく）されないなどと反発し、予算委員会は民進党や共産党などが出席しないまま審議が行われています。 そのうえで財務省の担当者は、「現在、近畿財務局に残されている文書の写しはこれがすべてだ。これ以外に文書がないかどうかは引き続き調査している」と説明しました。 これに対し野党側は、「文書がほかにないと言えないのであれば、改ざんの疑いは払拭されない」などと反発し、審議に応じられないと主張しました。 このため金子委員長が「この件は非常に重要であり、早く真相が解明できるよう、財務省はさらなる努力をしてほしい」と述べたうえで、「これ以外にも委員会
