タグ

金とコピーに関するPandasistaのブックマーク (2)

  • ハコフグマン: 所有という概念

    かつて森の中で狩猟採集民と一緒に生活したことがある。彼らは家電製品などを与えてもあまり受け取ろうとしない。いずれ壊れた時に、森の中にある物では補修できないことを知っているからだ。べられるものやタバコなどは受け取る。しかし、決してありがとうとは言わない。初めはそのそっけない態度に当惑し、何か割り切れないものを感じる。 やがてそれは彼らに「所有」という概念が無いからだと知る。物は、常に持つ者から持たざる者へと分け与えられるべきものであり、森の生活ではそれが当たり前だからだ。物は所有(ストック)すべきものでなく、回り物(フロー)なのである。物を持つ私が、彼に分け与えるのはごく自然なことであり、何ら礼を言う必要は無いということになる。 お金の流れも、そういうものなのかもしれない。誰かが欲を張ってフローを止めると、それは膨張し、行き場を求めて確実な市場を求めてなだれこむ。結果、多くの人間が不幸

  • 無料より優れたもの:七左衛門のメモ帳:

    著者 ケヴィン・ケリー Kevin Kelly 訳  堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Better Than Free" の日語訳である。 無料より優れたもの Better Than Free インターネットはコピー機である。いちばん根底のレベルでは、それを使う間の私たちの行動や文字や考えをすべてコピーしているのだ。インターネットのある場所から他の場所へメッセージを送ろうとすると、通信プロトコルに従って、その途中で何度かメッセージ全体をコピーすることになる。IT企業はこの絶え間ないコピーを促進する機器を売って大金を稼いでいる。コンピュータでひとたび生成されたデータの各ビットは、きっとどこかでコピーされる。デジタル経済はこのようにコピーの川を流れている。機械の時代の大量生産による複製と違って、これらのコピーは安いどころではない、タダなのである。 デジタル通信ネッ

    無料より優れたもの:七左衛門のメモ帳:
  • 1