35年にわたって首相の座にある権力者のもと、報道の自由を求めて奮闘する記者たちがカンボジアにいる。自らを危険にさらしてまで活動するのはなぜか。
ベージュのワゴン車が、ある武漢の病院の前に停まっている。サイドと後ろのドアが少し開いている。地元で衣料品を販売する方斌氏は、そのワゴン車の横を通り過ぎるとき、中を覗いてみた。「たくさんの遺体があった」と方氏は苦しそうな声を出す。5つ、6つ、7つ、8つ。遺体を入れた袋が8つあった。「こんなにたくさんの人が亡くなっている」 方氏はこのとき、新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している状況を40分間撮影して投稿し、ネット上の有名人になった。しかし、それから2週間も経たないうちに、方氏は姿を消した。 その数日前、別の有名な動画ブロガー、陳秋実氏も行方不明となった。陳氏の友人や家族は、陳氏が強制的に隔離されたようだと話した。 一般市民が感染の実態を投稿 2人は姿を消す前に、武漢で何十本もの動画を撮影してインターネットに流した。新型肺炎流行の中心地からの悲惨な映像だ。病院の外に続く長い列、衰弱している患
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