敗訴したことは残念だが、一審二審における裁判所の動きから予想はしていた。 慰安婦巡り元朝日記者の敗訴確定 最高裁、上告退ける決定 最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は植村氏の上告を退ける決定をした。18日付。請求を棄却した一、二審判決が確定した。 一、二審判決によると、桜井氏は、韓国の元慰安婦の証言を取り上げた1991年の朝日新聞の記事について「捏造」「意図的な虚偽報道」などとする論文を執筆した。 しかしこの名誉棄損裁判が無駄だったとは思わない。 裁判の過程で櫻井氏の根拠のひとつが虚偽だったことが明らかにされ*1、訂正にいたらせたからだ。 櫻井氏コラムで産経新聞が訂正 慰安婦問題 訴状めぐり:朝日新聞デジタル 櫻井氏は14年のコラムで、植村氏が韓国人元慰安婦・金学順(キムハクスン)さんの証言を掲載した1991年の朝日新聞記事を批判。「金学順氏は後に東京地裁に訴えを起こし、訴状で、14歳で継