紹介 リビアの指導者カダフィ大佐の唯一の著作。政党も議会制民主主義も否定し、直接民主制による〈人民委員会〉を基礎にした独自の民族的社会主義を理論化。アラブ・ナショナリズムの支持を背景に激しい反米・反西欧路線を掲げたリビアという国を理解する原典。 目次 第一部 民主主義問題の解決 統治機構 議会 政党 階級 人民投票 人民会議と人民委員会 社会の法 誰が社会の動きを管理するのか 社会が法を逸脱したとき、それはいかに是正されるのか マスコミ 最後に 第二部 経済問題の解決 第三の普遍的理論の経済的基盤 必要 公共部門および私的部門における賃労働、ならびに賃金をともなわない労働についての事例研究 家事使用人 第三部 第三の普遍理論の社会的基盤 第三の普遍理論の社会的基盤 家族 部族 民族 女性 マイノリティー 黒人-黒人が世界をひきいることになろう 教育 メロディーと芸術 スポーツ、乗馬、ショウ