フィリピン政府は人口が27日で1億人を突破したとみられると発表し、世界で人口1億人を超えたのは12か国目となります。 フィリピンの保健省は国内の過去の人口増加のデータを参考に1日に4600人余りが生まれていると仮定して計算した結果、27日、人口が1億人を突破したとみられると発表しました。 国連によりますと、人口が1億人を超えているのは2013年の時点で世界10位の日本と11位のメキシコまでで、12位のフィリピンがこれに加わることになります。 また、国連の推計では、フィリピンの人口は今後も増え続け、2030年ごろまでに日本を抜いて1億2700万人を超えるとみられています。 フィリピンの最新の国勢調査では、人口の3割余りが14歳以下で、全人口の平均年齢も23歳と若く、若い労働力がここ数年の好調な経済成長の要因の1つとされています。 また、英語を共通語として話すフィリピン人は、アジア各国の中でも